河南町役場に設置されているディスプレイに、7月から大阪芸大ジャーナリズム研究会のニュース動画が流れています。町と大学の魅力を広める効果が期待されています。<大坪千成>
(写真:河南町役場1階のディスプレイ。2023年7月31日撮影。)
河南町役場のロビーにある42インチのモニター画面。これまでは役場窓口の手続き方法が流れていました。7月からは、大阪芸大ジャーナリズム研が取材・制作した動画も流れています。
この取り組みは、町営コミュニティバスの新しいラッピングを大阪芸大生がデザインし、それらを大阪芸大ジャーナリズム研が取材したことで始まりました。
ニュース映像を役場内で放映することで、イベントに行けなかった人がこの映像を見て、町営のバス輸送の認識を広めることにつながっているといいます。
(写真:ディスプレイに流れるバス完成記念式典のニュース映像。2023年7月31日撮影。)
映像は、役場の1階ロビーのほか、2階の掲示コーナーでも上映されています。
(写真:2階に設置されたディスプレイ。2023年7月31日撮影。)
河南町総務課の井関さんは「(ニュース映像を)見たよという声もあり、大変好評だと思っています」と笑顔。「河南町役場と大阪芸大がコラボして、協力しながらまちづくりをする余地がたくさんあると思う。いろんなところで協力しながら、町を良くしていけたら」と期待していました。
芸大ジャーナリズム研では、河南町と大阪芸大が共同で行うイベントなどを中心に、ニュース映像を提供していく方針です。
今後は、7月に行われた地元中学生と大阪芸大生のジョイントコンサートのニュースが放映される予定です。
了