大阪芸大ジャーナリズム研究会

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芸大生がオーナーのラーメン店 喜志駅前に「脳天飯店」オープン

2022-06-11 22:16:26 | ニュース

 5月24日、近鉄喜志駅前に芸大生がオーナーのラーメン店『脳天飯店』が開店。白くとろっと濃厚なスープの「鶏白湯ラーメン」が看板メニューで、芸大生らがさっそく訪れてにぎわっています。<宮原裕、太田豊>

 近鉄長野線の喜志駅すぐ脇に、居抜きで入居したその店があります。もともとあったラーメン店「ラーメン北京」の看板をそのまま使い、最後に「でした」と小さく加える茶目っ気も。「脳天飯店」と書かれたのれんも真新しく、風にそよいでいます。
 店で働くアルバイトは芸大生が多く、お昼の営業時間は芸大の卒業生が働いているといいます。

(写真左:オーナーの高原彰人さん、右:「ラーメン北京 でした」の看板下に「脳天飯店」ののれんがたなびく)

 「最初はバーにしようと思ったけれど、学生の帰り道と言ったらやっぱりラーメンでしょ」というのは、オーナーの高原彰人さん。大阪芸術大学舞台芸術学科の3年生です。
 喜志駅周辺は芸大生の立ち寄る店が少ないから、駅前にこだわったといいます。

 高原オーナーのおすすめメニューは「鶏白湯ラーメン」(880円)で、白くとろっと濃厚なスープに、オーナーこだわりのコシのある麺とレアな鶏チャーシューが乗っています。
 生っぽい鶏チャーシューが苦手な人は、焼き豚チャーシューに変更も可能。
 学生証を提示すると、「高菜ご飯」が無料サービス。残ったつゆにご飯を投入すると、お腹をしっかり満たしてくれます。

 記者が平日の19時ごろに訪れると、店の前に待つ人たちの姿が。店から出てきた女性2人は、「グルメ系のインスタを見て来ました。魚貝鶏白湯と、鶏白湯を食べました。めちゃくちゃおいしかったです」と満足そう。
 来店客が店を出る際は店員が外に出て送り出すなど、ていねいな接客も店のモットーだといいます。
「喜志駅周辺なんもない♪」とはもう言わせない。そんな意気込みが伝わってきます。


(写真左:おすすめの「鶏白湯ラーメン」、右:学生証提示で無料の「高菜ご飯」)

《脳天飯店》
●場所=大阪府富田林市喜志町3-4-27。
●アクセス=近鉄長野線「喜志」駅から徒歩1分。[地図]
●営業日=火曜日〜日曜日。月曜定休日。
●営業時間=11時〜14時、16時〜22時。
●問い合わせ=080-8053-4073 。
●主なメニュー=
鶏白湯ラーメン:880円。
あっさり中華そば:880円。
魚貝鶏白湯:980円。
シビカラ鶏白湯:980円。
からあげ定食(ごはん・スープ付):730円。
台湾からあげ定食(ごはん・スープ付):780円。
ポパイ丼(ほうれん草・チャーシュー・濃厚卵黄):580円。
ダイブめし(つゆに入れる白飯):60円。

※いずれも2022年6月2日の取材時点の価格、メニューです。


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