卒業制作展2023 ファンファーレで開幕 【動画ニュース】

　１２日に大阪芸術大学卒業制作展２０２３が始まりました。AVホールでは「令和四年度 大阪芸術大学 卒業制作授賞式」が行われ、芸術情報センター前で「オープニングセレモニー～未来へのエール～」が実施されました。芸術情報センターでは、卒業生による卒業制作展も開催されています。＜善家碧唯＞

 

　卒業制作受賞式では、卒業制作作品において優秀な成績を収めた学生へ、塚本副学長から賞状が贈られ、「４年間お疲れ様でした。新生活も学校のことや河南町のことを時々思い出して頑張って欲しい。」と、卒業後に新生活が始まる学生へ言葉を述べました。

（写真：卒業制作受賞式の様子　2023年2月12日10時30分、大阪芸大芸術情報センターＡＶホール）

　授賞式後は、オープニングセレモニーとして芸術情報センター前で、受賞した卒業生によるくす玉開きが行われました。くす玉が開かれると、演奏学科による「ラ・ペリ」のファンファーレが奏でられ、多くの来場者が拍手すると同時に銀テープが青空を舞いました。演奏学科のフェアウェル演奏「威風堂々 第1番」とともに、卒業制作展オープニングセレモニーは終了しました。

（写真：オープニングセレモニーの様子、2023年2月12日11時、芸術情報センター前で）

　学長賞を受賞した美術学科４年生の鈴江龍雅（すずえりゅうが）さんは、「驚きながらも嬉しい。鉱物を使った絵の具を使っていて、光っているのがわかると思うので、そこを見てもらえたら嬉しい。」と話していました。芸術情報センターでは、優秀作品展も実施。学生たちの4年間の集大成が見られます。

（写真：画材に使われた鉱物、2023年2月12日11時30分、芸術情報センター展示ホールで）

　優秀作品展を見に来た家族は、「ただただすごい。もともと芸術に興味があって、来るのは今年で３年目。学生の作品に興味があった。」と話していました。

 

　学内では、優秀作品展のほか全１５学科による卒業制作展やスタンプラリーが行われており、訪れた人たちはパンフレットを手に卒業生たちの作品を見て回っていました。卒業制作展の開催期間中には、「卒展マルシェ～百花繚乱～」や「ゲストトークショー～あなたへ贈るエール～」も開催されます。卒業制作展は１９日（日）までです。

 

＜入構できない人＞

・３７．５℃以上の発熱がある人、体調のすぐれない人、風邪のような症状が続いている人。

・新型コロナウイルス感染症などにより、自治体より行動制限されている人。

＜入構の際、守ること＞

・１１号館受付でサーマルカメラにより検温します。

・構内では、常にマスクを着用してください。

 

了