ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

いかん!忘れちょった。

2011-02-28 19:19:21 | 日記
 先週の土曜日。2月26日から高知県の東部地域で「町家雛祭り」が始まっています。
 いつの間にか定例化したような感じがして、改めて広報をする必要から解放されたような気になっておりました。

 しかしぜひ皆様方に見に来ていただきたいと思います。

 安芸市から安田町、田野町も奈半利町も北川村、室戸市吉良川町まで結構雛祭りツアーが楽しまれているようです。



 写真は奈半利町の今年の基地。森家住宅です。高知県交通株式会社の創業者、野村茂久馬氏が設計したとされる住宅です。

 家自体の面白さは基よりですが、人形も飾られていて普段と違う感じがします。



 女の子のお祭りですが、おじさんが見ても華やかで楽しいことです。

 日曜日には会場でゆっくり読書を楽しんでおりました。
 いい時間でした。

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楽しい時間でした。

2011-02-16 08:22:47 | 日記
 昨日は奈半利小学校の3年生を対象に街中のガイドをさせていただきました。



 地域のことを子供達に伝えたいと思っているのです。
 日本史や世界史については学ぶ為の教科がありますが、郷土史は地域の誰かが提案しないと伝えられないですからね。

 しかし子供達をつれて車が行きかう道路を歩くのは大変です。ちょっと気を抜くとばらばらになってしまうからです。

 ただ具体的に何を伝えるのか、まだまだ考えるところです。
 見過ごしていたちょっとしたところに、面白い見方があることを伝えることが出来たのじゃあないかな。

 とりあえず、楽しかったですよ。
 少し子供達から元気をもらいました。

奈半利散歩 1

2011-02-08 15:42:45 | 日記
 昨夕、久方ぶりに散歩をしてきました。最近運動不足なのです。

 我が家を出て、野根山街道に入り、東へ。
 夕方の少し肌寒いぐらいの時間でした。カメラだけを持って一人歩きです。

 



 え~~。何だこれは。ポセイドンの槍みたいな形が目を引きました。小さな祠がありました。
 歩いていた時間はホンの70分程度だったのですが、2人にしか出会わなかったです。
 
 人がいないのか。出かけた時間が悪いのか良くわからないのですが、少し寂しかったですね。



 森林鉄道の軌道敷跡を北に向かって歩いていると、菜の花が咲いていました。
 もう春が来たみたいに、あたりを明るくしていました。

 時々は歩いてみたいものです。
季節の変わり目を実感するのは、散歩するのが一番です。

50,000人

2011-01-09 10:48:23 | 日記
 ありがたいことに、このブログに訪問していただいた方の人数が累計で5万人を越えてしまいました。
 ありがたいことです。

 その5万人の方々がこのブログにお見えになった回数、アクセス回数が115,000回。一人の方平均2回とちょっとお見えになったことになります。

 手前勝手な写真・拙文を多くの方々に見ていただいております。
 恥ずかしくも在りますが、はじめたいじょう、できるだけのことはやってまいりますので、よろしくお願いします。

 こうしたキリが良い数字が出ると、ちょっと身が引き締まります。
 これからもよろしくお願いいたします。

新年おめでとう。

2011-01-02 16:37:27 | 日記
 2011年が始まりましたが、この年になると感慨深くもなく、ただ飲んでいるだけの正月休みが過ぎております。


 何となく暗い世相に負けないように、意識を確かに持って過したいのですが、いつもどうりに、飲みっぱなしですから困ったものです。

 

 写真だけでも正月らしく、美しい物を見ていただいて、ご挨拶代わりのご挨拶です。

 おめでとう。皆様方にとって2011年が良き年でありますように。
 今年も「ふくろう親父の昔語り。」をよろしくお願いします。

 明日は酒抜きハイキングです。

 野根山街道を米ヶ岡から宿屋杉まで登ることになっています。

 がんばろう。

 

休日の過し方

2010-12-27 22:38:39 | 日記
 今日は久方ぶりの休日としました。

 なんとか、先々月からやっていた仕事に一定の目途がついた関係で、今日は1日休日としました。

 午前中は、室戸岬へ、そして午後は北川村のモネの庭マルモッタンへ行き、何枚かの写真を撮りました。モネの庭も休日だったのですが入らせていただきました。そして北川温泉へいって風呂に入り、家に帰って、いま少し飲んでいます。

 

 冬の公園はブラウンの世界でした。
 枯葉で一杯でしたが、中に凛とした存在を見せてくれたものがありましたので、風景の中から切り取ってきました。

 シャッターをきった写真は全部で30枚ありましたが、情けないことに新たに見てみると6~7枚しか紹介できそうなものがありません。

 これらにしても、第三者の鑑賞に堪えるものなど無いのかもしれませんが、見てください。

 

 なんという植物かは知らないのですが、スーッと立った穂が好い感じでした。


 木立の影が何となく印象的で、アメリカの画家ワイエスの作品みたいでしょう。



 水の庭の水面に木立の姿が映っていました。もっと撮り方があるのかもしれませんね。



 何の種子なんだろう、種子はシルクのような羽根を得て、飛び立とうとしていました。
 自然界の逞しさを感じました。丁度風が吹いてきて、フアット浮き上がっていました。



 今日は一人でした。誰かと来たい場所です。誰かと。向こうの方にベンチがあるのです。
 モネの公園は、座って楽しむ場所です。
 うろうろと歩くより、何処かに座って耳と目。いや五感を総動員して楽しむ場所かと思います。
 今日も本当に久しぶりにメジロを、自然界のメジロを見ました。
 幾種類もの小鳥達が遊んでいました。
 風に煽られた枯葉の出す音は、春や夏には聞くことが出来ないのです。


 今日は好い日でした。
 明日から又、
 また。

 そして、正月がきます。
 種子を飛ばす植物に負けないようにしましょう。


強風が凄い。

2010-12-03 18:16:42 | 日記
 久方ぶりの強風ですねえ。
 少々驚きでした。





大山岬の波も激しかったですね。風の強さと打ち寄せる波の激しさは、車から出るのを躊躇させるほどでした。

              

 奈半利川を流れる水もいつも以上に濁っていて、水量も多かったですね。



 田んぼに張られた水面に{風の形}が見えました。



 風にあおられて、木立もそっくり返っているようでしたよ。

 被害の方は出なかったんでしょうかね。高知県は。
 県外では死者まで出たようですから、心配なことです。

 被害が出た方々には、お見舞い申し上げます。

予定がね。

2010-10-20 13:10:29 | 日記
 仕事以外の予定がどんどん入ります。うれしいようなしんどいような変な感じなんです。

 11月9日は山のコンサートです。
 中学生と共にオープンコンサートなんです。今回のゲストはKENKEN&西岡の二人です。
 KENKENさんと電話で打ち合わせを兼ねて話をしたんですが、それがね、良い声なんです。さすがはシンガーですね。
 期待できるコンサートです。

 お天気がいいといいのですが。潔斎をしましょうかね。

 今度の日曜日10月24日は芸西村で「四国の道を考える会」が開催されます。
 良い会になると思いますよ。
 初めての午前中の会で、少し勝手が違いますが、新鮮な印象でもあります。


 前日23日は県立中芸高校の文化祭ですね。委員の一人としては行かずばなるまいなあ。どんな工夫があるのか期待しています。
 午後は例によって北川村で竹と格闘です。
 竹と格闘をする最後に日になるか、継続判断をするのかビミュウなところです。
 次の課題が出ているだけに、考え時です。

 明後日22日は、街中ガイドの要請が来ております。高知新聞の新人研修なのだそうで、どんな方達が来るのか期待大です。
 少し議論でもしてみるかな。?

 宿題が多いような気がしております。
 まだ中芸観光の検討会もそろそろあるなあ。今週でしょう。確か?。

 

10万

2010-10-18 00:29:06 | 日記
 昨年このブログを書き始めて依来、アクセス数が累計で10万回を昨日越えました。
 何かと皆さんにはお世話になりました。
 ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

 訪問者数も累計で43、000人ほど。
 ありがたいことです。

 これからの「ふくろう親父。の昔語り」は花の谷の話や森林鉄道の話ももちろんしてゆくのですが、昔話を意識的にしてゆこうかなと思っています。もちろん高知県の安芸郡のお話ですし、中芸地域の話が多くなるとは思いますが、よろしくお願いします。
 それに安芸郡市への提案なんかも出来たらいいとは思っています。

 そういえば人物列伝も最近は書いてないような。
 昔々の話はもとより、私が子供の頃の話もやってみたいと思っております。

 そうです。中芸地域の地域活動についても書いてみたいですねえ。

 本当にたくさんの方々に訪問していただきました。
 うれしいことです。

               

 なにか、当分続けて書いていられるような妙な自信だけは在るのです。
 根拠はないのですがね。
 ブログを書き続けるという、暗中模索の作業をがむしゃらに続けてきたのですが、長い暗いトンネルの向こうに少し明るさを感じております。

なはりI 地点

2010-09-19 22:56:54 | 日記
 久しぶりの奈半利地点シリーズです。

 ここは魚梁瀬森林鉄道奈半利川線の終着点、六本松貯木場へ向かう軌道跡とトンネルです。トンネルの上部は今も町道が走っており、コンクリート構造物です。
 この道路は、日常的に利用されておりますので、トンネルの存在は普段まったく意識しないで車が走っております。


 この貯木場、面積ざっと10町歩といいます。10ヘクタールと言ったほうがわかりやすいかな。結構な広さです。
 このトンネルを通過しないと、一本の木材も貯木場には入れないのです。
 機関車が何十両ものトロッコに木材を満載して通過していたのです。

 隣の田野町にも、全国的なレベルとしても大きな貯木場が明治39年に開設されていたのですが、昭和になってこの場所に新たに建設されました。

 いかに、中芸地域の森林資源が豊かであったのかがわかります。

 ここに貯蔵された木材がコンクリートの桟橋に乗せられ、先端部から海中に投入されてから、機帆船に乗せられて主に関西方面に運ばれていたのです。

 かつての安芸郡市の経済的繁栄を支えていたトンネルも今は忘れられています。
 かってに入ることができないよう、柵で閉じられているのです。軌道敷き跡も草に覆われています。

 今昔物語です。今は誰からも忘れられているのです。