ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

花の谷の花一番

2011-08-14 11:16:32 | 観光資源提案
 昨日は疲れ果てて、書く気にもならず、そのまま眠ってしまいましたから、ばたばたと今日ブログ作成です。

 昨日の花の谷は、相変わらず魅力的な笑顔で花々が迎えてくれました。
 昨日一番の花はユリだったろうと思います。

 白のユリもありましたが、ピンクのユリが目を引きました。賑やかな感じがよかったですね。
 それと、これです。名前は知らないのですが、大きな木に花が咲いて、ゆらゆらと揺れていましたね。こんな花もたくさん並ぶともっと印象的になるのではないでしょうか。

 

 昨日の安芸郡北川村花の谷はピンクのイメージでした。
 それはそれは、かわいかったですね。

 まだまだ花の咲く木が少ないように感じます。
 意識的に植えてみますか。
 先日植えた栗と紅葉の木は、元気に生長していますが、ベゴニアは少し熱さに負けているようです。
 なんとかしないといけないですね。

 作業をしていたのですが、暑さに負けて渓流にドボン。
 いい気持ちでしたね。




 山のプールです。

 水は冷たく、澄んでいます。そして誰もいません。

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森の概念。

2011-08-11 21:34:02 | 観光資源提案
 いま森林という言葉を耳にして、どんなイメージをもつだろう。
 当然、人によって印象が違うのでしょうが、何となくわかりにくくなっているように思います。
 先日の森林環境税の座談会などでの発言等、わかり難いのです。
 イメージとして森林とはどんなものでしょう。

 私にとっての森林とはこんなものです。

 「黒い森」、国際的に通じる一つの概念、全長200km、幅60kmの山林地帯は、西はフランス、南はスイス、東はシュヴェービッシェ・アルプ地方とボーデン湖、北はクライヒガウ地方に接しています。健康によい穏やかな気候のクア地、クナイプ式の湯治場(ローマ帝国時代にすでに温泉の価値は知られていたのです)、新鮮な空気で保養するクア地など、黒い森には保養地が豊富にあるのです。



 黒い森北部の樹木の豊かな色とりどりの岩の塊の中に、エンツ川、ナーゴルト川、アルプ川の支流が深い谷を埋めています。高台の平坦地では森が一部だけ開墾されています。谷で涌き出ている多くのミネラルを含んだ温泉は病気療養のために活用され、この素晴らしい温泉の宝庫は、湯治やウェルネスクアに最適です。

 黒い森の北方で車を走らせると、多くのエゾマツやモミの森林や高台に広がる平坦地を通り抜けて行きます。森の中にはシダやジギタリス、道端にはエニシダやルピナス、といったカールスルーエ、プフォルツハイム、バーデン・バーデン、フロイデンシュタット間地域の独特な植物が茂っています。夏も冬も山歩き愛好家たちには絶好の地域。また、ここからは、ライン川上流地域や、ライン川を越えヴォゲーゼン山脈にいたるまで一望することができます。



 特に魅力のある見所は、ホルニスグリンデ山、ムッメル湖、シュリッフコプフ山、シュヴァルツェンバッハタール渓谷を含んだクニービス山です。オッフェンブルク周辺の黒い森中部地域は、樹木の豊かな山脈と調和がとれた多様な景色が特徴。オルテナウ地方では、ブドウ畑がライン川上流地域にまで広がり、リースリング、ルーレンダー、トラミーナー、ヴァイスヘルプスト、そしてシュペートブルグンダーなどのブドウの種類が栽培されています。堂々とした城跡は変化の激しかった歴史の証人です。


これらの記事は、西ドイツの、フランスとスイスの国境に近い地域に黒い森という大森林地帯についてのものです。



 何処にも林業が盛んに行われているだの、経営的にどうだとか、獣の食害についてとかといった記述はありませんし、さらに森を木材の供給基地として考えてはいません。

 ドイツで出来ることが日本で出来ないだろうか。
 つい考えてしまうのですが、現状としての日本の森は将来木材として供出されるべく運命を約束されているのです。

 数少ない例外もありますがね。
 屋久島の縄文杉を切り倒して家を建てるといったら、どうなるだろう。
 馬路村千本山も守られています。せめてその面積を100倍ぐらいに広げることが出来れば、観光資源として胸を晴れそうなのですがね。

「シュヴァルツヴァルト」とは、ドイツ語で「黒い森」を意味するのだそうです。

 私にとっての「森のイメージ」です。



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変化している。

2011-08-09 23:10:57 | 観光資源提案
 いま花の谷、高知県安芸郡北川村に、週に1回午後に出かけて作業をしているのですが、行くたびに写真を撮ります。

 少しずつ作業が進んでいる事が確認できるからです。
 確認できたときは、うれしいものです。 



 先月、7月の上旬はこんな感じでした。



 いま、こんな風になって、整理が出来た感じになっています。

 これからもっと素晴らしい場所にして、いろんな方々に来て欲しいところです。

 目指すは九州は阿蘇にある菊池渓谷かな。
 素晴らしい場所です。
 ひと夏に何千人もの方々がその渓谷で遊んでいるのですが、私が知る限りちり一つ落ちていませんでした。

 本気で観光資源を造りたいと思っているのです。
 きっと楽しめます。

 自然の魅力は、自然だけでは危なくて仕方がないですからね。

 しかし、かつてスイスの研究家の方々や行政の土木専門家の方々に言われたことがあるのです。
 人間と自然の共生についてです。

 人間が自然と向き合うとき、人間の方が自然を理解して対応するべきなのに、人間は自然について多くを学ばないまま、工学的方法のみをもって対応してきた。

 これからは違うというのです。

 私がやっていることなど、自然界では微々たる事ですが、少し考えながらやって行きたいと考えています。

 

 清流をいかに守るのかといった、ことも大切な事柄です。
 今は単に人間がいないから「きれいな水」が流れているだけなのですから。

 ここで楽しむ方々が随分と増えても、今以上の水質を保持できなければ、挑戦する意味も無いのです。

 こんな観光地が増えると、高知県観光の魅力って世界的になるはずです。
 ジオの魅力とそれらを守る人間の知恵が新たな観光をリードしてゆくことになるのです。

 まだまだ夢物語です。
 これからの頑張り次第です。

 それに、今までの環境問題って環境破壊が起こってから対応策として運動なり活動が実施されましたが、高知県の山間部における環境問題は、現状を保全しつつ、より高度に自然環境を維持することを考えるべきですね。そうした活動が出来ればいいですね。


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モネの夏 3

2011-06-30 05:12:12 | 観光資源提案
 先日行ってきたモネの庭・マルモッタンの中で私がお世話になったベンチを紹介します。



 水の庭に向かう途中にあるベンチです。この場所は行くたびに写真を撮るのですが、いつも写真画面の印象が違うので面白い場所です。



 道の突き当たりにベンチがあります。木造階段の手前にある関係で四季折々全く異なる花々を見ることが出来るイイバショデス。



 水の庭のセンターコートといっていい場所です。アーチがあって、水辺に最も近くベンチが置かれています。メダカもここならゆっくり見ることが出来ます。



 夏の暑い日には、この場所が特等席です。緑のトンネルを通って風が・・・。
 贅沢を味わえます。



 ここは、お客が多いときには落ち着かない場所ですが、木立の中にあるベンチを楽しむことが出来ます。ただ座って良い風景を楽しめるかというと、そうでもない。
 まあ、一緒に行った友人と無為な時間を過すのには良い場所でしょう。



 今回展望台までの間でお世話になったベンチです。疲れたら座る。ベンチ本来の機能を果たしてくれました。


 花の写真が思ったより少ないですね。こんな日もあります。



 なんという名前を持った花でしょうか。青が目を引きました。

 新たにコンシェルジュが採用されたとの話を聞いていたのですが、会えませんでした。
 残念でした。
 700円の入場料と300円のソフトクリーム、合計1000円のお楽しみでした。

 2000円で1年間に何回きても良いティケットがあるようです。
 どうするかな?


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モネの夏 2

2011-06-29 12:06:11 | 観光資源提案


 咲き始めているのです。青のすいれん。
 凛とした緊張感を持っている花です。

 水辺に沿って歩いていたところ、絵を描いているご夫婦に出会いました。写生をする。こうしたことを普通に出来るところがモネの庭の良いところでしょう。夕方まで描くつもりだとおっしゃっていました。奈良県からこられた方々でした。

 私も含めてカメラ片手にうろうろする方々も多いですね。



 ここでしか出会えない場所、風景があります。



 モネの庭に架かる橋は緑色なのです。むこうから風が吹いてきて「気分良い!!」


 
 この花が言うのです。「私を撮って!!。」
 はい。キチンと撮りましたよ。



 誇らしげでしょう。しかし群生している風景も良いものです。


 
 いつもの場所でお気に入りの場所です。夏になると周囲の緑が明るくなって「だれかドラマで使わないかなあ!!。

 今回の一押しを最後にします。



 モネの庭・マルモッタンは、水の庭から山頂にかけてまったく別の公園になっているんですね。たくさんの顔をもった自然公園の魅力を感じていただくのが良いのかもしれません。

 今回のモネの庭訪問は、心地よい風を感じられて、さらに多くの鳥の声を聞くことが出来てよかったですね。

 そのうち来週ですが、今回の3を出すことにしました。
 お気に入りのベンチの写真が残ってしまいました。

 

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モネの夏 1

2011-06-28 18:54:46 | 観光資源提案
 今日、午前中にモネの庭・マルモッタンに行ってきました。
 春とは違った花々が咲き誇っておりました。

 今回は時間がたっぷりあったことから、一番奥の「風の丘展望台」まで初めて歩いて着ました。



 見晴らしは「最高」でした。
 良い風が吹いていましたね。
 高知県の東部地域では最高の観光地に成長しています。

 面白いベンチがありました。



 何の変哲もないベンチなんですが、座るとゴロン。坂道にそのままのベンチを置いてあるのですから、妙に落ち着けないベンチだった。おかしかった(笑)

 西に目を向けると、奈半利川が見えました。





 結構モネの庭は広いし、森の中にあることが良くわかります。
 山頂近くからだと、駐車場や建物が木々の中からちょこっと見えるのです。

 水の庭から山頂にかけては、庭だけれども、自然木も多く、木のサイズが圧倒的にでかいのです。さらに土止め工や水路工造物なども意識的に木造で、自然に優しい造作でしたね。
 これらも、この庭の魅力のホンの一部です。

 花だけがモネの庭の観光資源ではないようです。

 しかし圧倒的な魅力はこれでしょう。



 清楚な感じがして、GOODです。

 青い睡蓮が今年も咲き始めています。
 午前中のほうが、きれいかな。
 画家モネが愛し書き続けた睡蓮が、ここモネの庭には普通にあるようです。

 もちろん青だけではありません。赤やピンク、白と、これから咲き続けてくれるでしょう。

 まだ途中です。
 2を出します。

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ガイドを案内しました。

2011-06-22 10:42:24 | 観光資源提案
 高知県内でも、少しづつ観光ガイドの人数が増えているようです。
 昨日そうしたガイドの研修会が当町で開催されました。場所は安芸郡奈半利町にある藤村製糸から弓場濱田邸。約一時間程度でした。

 

 バスで来町。

 工場内部を簡単にご案内。



 町歩きの途中に見つけました。



 「さかき」の花です。意識して普段見たことがない花です。
 小さな可憐な花です。

 ガイドをする方々へのガイドは面白いですね。今回は何を聞いたら良いのかわからないままお見えになったのでしょうから、こちらも淡々と喋っておりました。

 アノ方々も自分で案内を何度かやってみてから、もう一度お見えになると次は質問が出せるでしょう。

 初めての場所で研修をしても、なかなか参考にする事は難しいのです。
 モシ次に同じ方々がこの場所に着たら、もう少し考えてご案内をしましょう。
 それに、やはり時間がかかります。2時間は必要ですね。
 1時間程度では、多くの事柄をすっとばかす事になりますからね。

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ただ合掌

2011-06-05 23:34:56 | 観光資源提案
 今日は久しぶりに魚梁瀬千本山付近に行ってきました。付近と書いたのは、今日は雨でしたから山に登ることが出来なかったからです。それでも登山口から橋を渡って「橋の大杉」を見て5分ほどのところで引き返してきました。

 森林管理局の主催で40人ほどの参加者を得てツアーが成立していたのです。

 千本山の自然は圧倒的な迫力で迫ってきました。
 前に立ち仰ぎ見ると神々しくさえあります。
 静寂の中に



 森の巨人達は相変わらずそこに立っていました。
 まっすぐ天に向かって伸びていました。樹高なんと50Mなのです。
 

 

 樹幹の凄さを、感じずにはいられませんでした。
 今日は小雨の中でしたから、あたり一面湿度100%。しかし蒸し暑くもなく清清しいひと時でした。

 参加者にも楽しんでいただけたようです。表情を見ていれば分かります。
 よく質問も出て、好い時間を過していたようです。



 そっくり返って、仰ぎ見て、そして笑顔が満ち溢れるのです。
 凄いとしかいい様がないのです。抗いようのない存在なのです。



 またそのうち仲間と共に出かけて見るつもりです。

 「おいおい、また変な奴らが、ちっこい奴らが来たぞ。しかし賑やかな奴らだなあ。」
 「まあ一緒に遊んでやるか。」

 山の精霊たちの会話です。山の空間。空の間。ただ何もない場所ではありません。
 何かがいる。のです。

 木肌に手を置く人。耳を木に付けている人。ずっとレンズを向けている人。
 ただじっとしている人もいる。それぞれなのです。
 みんな素直になっています。自分の気持ちに向き合っています。

 ガイドを質問攻めにしている人もいます。
 ただはしゃぎ騒いでいる人はいません。

 千本山です。高知県安芸郡馬路村にあります。
 ただ頭をたれて合掌。
 今日もありがとうございました。



 この場所を保護林にした人は、実に普通の感性を持った人です。
 大切のものをひたすら守ろうとしたのですから。
 
 誰から守ろうとしたのかって?。
 それは物事がわからない奴らからです。


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展示会。

2011-04-14 23:24:14 | 観光資源提案
 今日は仕事で高知市内に行ってきましたが、ついでといってはなんですが、県庁正庁ホール入り口で開催されている展示会を見てきました。



見ていた方々も結構いました。
順番に見ていると、目を疑ってしまいました。

私が、撮られているではないですか。
何を話しているのだろうか、楽しそうだ。

しかし体型的には、見苦しいねえ。自分のこととはいえ、恥ずかしい限りです。



 入選作はやはり迫力があるねえ。
当日魚梁瀬千本山で撮影した自分の写真も見ていただきましょうか。

 実感としては、自然の迫力、圧倒的な存在感でした。
それらを写真に写し取るには、私はまだまだ未熟です。









 撮影対象に迫力負けでした。
 この際是非、県庁にお出かけください。
 自然の凄さと人間と共生している自然の姿を楽しむことが出来ます。
 改めて、人間の小さいこと。

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森林鉄道観光事業化プラン。4

2011-03-31 11:50:59 | 観光資源提案
 今日の提案はサイクリングとトレッキングの提案です。
 場所は安田町と、北川村、奈半利町です。

 安田町では東島辺りから上流に向かい歩き始めると好いですね。映画館の大心会館は中継地点です。歩く場所には座る場所が必要になりますからね。少しベンチなどの設置を検討してもいいですね。
 さらに中山地区から安田川の上流域に向かって明神口辺りまで歩いたり、自転車で走ると、普段の運動不足を解消できると思うのです。

          
 
 北川村では小島鉄橋周辺から東岸線を南北に歩くコースは、結構楽しむことが出来るようです。周辺に北川村温泉なんかもあって、汗をかいたあと、一風呂浴びて帰るなどという贅沢を味わうことが出来ますからね。
 そうです。北川村宗の上(花の谷)も林道をゆっくり楽しみながら歩けるでしょう。

 
 こんなところも、キチンと提案すると興味を持っていただける方はたくさんいることでしょう。
                    

 サイクリングは無理なのですが、奈半利町から東洋町に向かって野根山街道があります。ここはトレッキングの全国大会などでも開催できるスケールを持っています。



 運動をする場所としての観光提案を真剣に考えてもいいと思っています。

 山男達には不満でしょうが、愛好家の方たちには丁度いいのではないでしょうか。

 さらに植生調査の結果について、これから検討する必要があると思っています。
 尾瀬ヶ原をご存知でしょう。水芭蕉の季節には多くの方々が散策を楽しんでいます。
 高知県の東部地域の植生についてもっと研究する必要があります。

 山歩き程の大層な体力も必要ではなく、器具も要りません。
 適度な開放感を味わっていただくための、場所です。
 ただ案内役がいれば、安心して歩くことが出来ますね。

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