ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

流されない

2012-08-16 15:12:06 | 今日の一面
 今日の高知新聞の一面「小社会」の記事です。

 詩人の堀口大学の話です。

 紹介された彼の作品は「歴史」と題された詩です。

 火事がなければ
 地震があった。
 病気がなければ
 いくさがあった。
 あひまあひまに
 生活(くらし)があった。
 国はだんだん
 大きくなった。
 世路はだんだん
 嶮しくなった
 ばらはだんだん
 咲かなくなった。

 彼が生きた時代。国が戦意高揚を意図して言論統制を厳しくした時代に大学は流されない生き方を貫いた。そうした少数の各界の著名人たちがいた。

 今日の記事は「暗い暮らしは繰り返したくない。」と締められている。

 確かに21世紀の日本でも、東日本で先年地震もあって、今度は目の前で大災害がオキそうな気配。
 消費税もあがって民の生活は切羽詰ってきそうだ。

 政治の世界も混沌としてきて、どうも政治家の先生達の信任投票に棄権したくなっている。
 中国や韓国との国境紛争も表面化してきた。

 オリンピックの狂騒が終わると何もかにもが霧の中ですね。

 ま、とりあえず目の前の課題をやっつけますか。

 ただ「流されない者」への世間の目線は冷たいよ。奇人変人扱いですからね。

 

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