ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

わからん円高。

2009-09-28 23:10:19 | Vision East
 とりあえず高知県東部地域に円高の影響を具体的に見ることはないようです。しかし全く影響がないわけではないのです。

 外国為替市場でドルが90円を切ってしまいました。88円23銭ですか。すごいですね。円ってのはそんなに価値がある通貨なのだろうか。よくわからん。

 いったい誰が円を買っているんだろう。今、円を買う理由がよくわからないのです。
 民主党政権の藤井財務大臣が市場に介入しない旨の発言をしましたからね、投機筋がそれに反応したような、そんなところでしょうか。

 日本はそんなに景気が良いはずはなく、アメリカもそれほど悪いわけでもない。

 確かに去年のリーマンショック以来、厳しい状態が続いているのですが、日本だって同じことですから、これほど円高に振れなくとも良いのです。

 円高の影響で日本の国内企業、特に輸出産業が悲鳴を上げております。
 みんなわかっているのに、政府も介入をしない。日本政府は企業を守る意識はないとの表明と受け取られているのです。
 実体経済が、ペーパーに翻弄されております。

 トヨタを中心とした世界に冠たる企業群が弱体化しているのです。日本の製造業が壊滅に向かっているんだけどなあ。

 財務大臣の仕事は、経済安定が仕事だと思うんですがね。返ってあおっているように思えるなあ。

 困ったもんだ。日本は原料を輸入して、製品を輸出する。日本の原則は変わらないはずなのです。
 安いから原料を買っても、売れなければ仕方がないよなあ。
 長期戦略に対応できる企業しか、生き残れなくなっているのでしょう。

 怖い怖い。投機筋の利益を保証してどうするんだろうね。

 そう、思う。

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