ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

熱意

2010-12-13 13:14:39 | 観光資源提案
 昨日、愛媛県南部地方に視察研修に行ってきました。

 宇和島市津島と宇和町です。
 印象を先に言うと、どちらの場所も素晴らしい場所でした。そして何よりガイドの方々が良かったですよ。
 ガイドの熱意が、また知識の一端が伝わってきて納得させられました。

 最初に行った津島は、宿毛市と宇和島市を結ぶ宇和島街道の沿線町です。古くから栄えていたことが偲ばれる場所でした。

 街道を一歩外れると、曲線を描いて路地が続いています。複雑に交差する路地が続くのは人口が集積していたことを表しています。

 
 
 弁柄(酸化第2鉄)が塗られた家屋が続きます。霧が深く湿気が多いのです。その土地の状況を建物の形状が物語っています。
 蔵の漆喰壁には当然のことですが、水切り瓦はありません。なにかのっぺりした感じがしたものです。

 

 お寺の山門です。大きさはもとよりですが、屋根の形状が高知のものと違います。そして瓦の表情が豊かです。多分瓦の製造をしていた場所があったのでしょう。色々なものが屋根の上を飾っております。大黒様や動物も見かけましたね。鯱や獅子のオールスターがずらりと並んでいました。
 かつての豊かな経済力を証明しています。

 

 今回で3回目となる宇和町の開明学校へと続く道です。愛媛県の南部地域で、豊かな穀倉地帯を持ち、もっとも早くから発展した所です。
 何時行っても、楽しませてくれる場所です。

 又今度、気の置けない仲間達だけで行ってみたいものです。

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