軌道を犬が空のトロッコを引いています。犬の仕事だったのです。そんな時代もあったのです。
この写真、大正5年に撮影されました。
山奥で切り出された木材をトロッコに載せて、自然の傾斜を利用して、ゆっくり海岸部までおろしていたのです。人間の主な仕事はブレーキをかけること。そのときは犬はトロッコに乗ります。木材の上にちょこっと座っていたのです。
そして、木材を下ろして空になった台車を山奥まで運び上げるのが、犬たちの役目だったのです。人間が歩くより早かったそうですよ。
足は太めで長くなく、洋犬と秋田犬や地犬の雑種だったそうです。土佐犬は力はあるが根気がなくて、この仕事には向いてなかったとされています。
ただ結構経費が掛かったようで、機関車の導入でスピードアップと共に経済効率も改善されたとされています。
大正10年、森林鉄道としては全国では2番目に蒸気機関車がここ魚梁瀬森林鉄道を走ったのです。まだ土讃線にも導入される前の話です。
しかし、トロッコのうえの屈強の男達。かっこいいねえ。
この写真、大正5年に撮影されました。
山奥で切り出された木材をトロッコに載せて、自然の傾斜を利用して、ゆっくり海岸部までおろしていたのです。人間の主な仕事はブレーキをかけること。そのときは犬はトロッコに乗ります。木材の上にちょこっと座っていたのです。
そして、木材を下ろして空になった台車を山奥まで運び上げるのが、犬たちの役目だったのです。人間が歩くより早かったそうですよ。
足は太めで長くなく、洋犬と秋田犬や地犬の雑種だったそうです。土佐犬は力はあるが根気がなくて、この仕事には向いてなかったとされています。
ただ結構経費が掛かったようで、機関車の導入でスピードアップと共に経済効率も改善されたとされています。
大正10年、森林鉄道としては全国では2番目に蒸気機関車がここ魚梁瀬森林鉄道を走ったのです。まだ土讃線にも導入される前の話です。
しかし、トロッコのうえの屈強の男達。かっこいいねえ。