ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

黒色

2010-01-04 15:48:46 | Vision East
 困ったことです。
 国道に大晦日、暴走族が走った証拠ともいえるタイヤ痕が張り付いたように残されていました。
 1週間ぶりに国道を車で走っておりましたら、国道が凄いことになっていたのです。
 高知県東部、奈半利の国道には、室戸へ向かって走る車・バイクなどが警察の検問もなんのその、しっかり頑張って走った跡が残されておりました。

 黒いアスファルトの上に黒いタイヤ痕。何度も何度も行き来してつけられた跡なのです。

 若者は何に向かって発散をしているのだろう。経験がないだけに解らないのですが、爆音のような音、スリップ音、スピーカーからの音。色々の音が入り混じって気分が悪くなってきます。

 夜の夜中、深夜に危険な行動を繰り返す一団。
 スピードと音に酔いしれて、陶酔の世界に入り浸っていたような、そうした跡です。
 社会は病んでいるようです。

 命がけの行動とはいっても、幕末の志士達の意思とは違うような、そんな気がしますね。
 彼らももっと意思表示をすればいいのにね。聞く耳を持っている大人もいるはずですから。

 ただ、この跡も一週間もすると、上を走る車によってかき消されてしまうのです。
 そして、なかったことになるのかなあ。

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