馬場俊英という歌手の「男たちへ女たちへ」という長い歌の中に、夫婦で経営していたラーメン屋が夫の死をきっかけに店をたたむという歌詞があります(すぐにたたむのではなく、ちょっとの間がんばった形跡があるのが涙を誘う)。
夫婦ではなく、ちょっと訳ありの人たちが肩を寄せ合って経営していたラーメン屋が今日、店を閉めたようです。
私が小さい頃、私の家はその店の真向かいにあって、そこのラーメンをよく食べていました。
けして美味しくはなかった。
トントン誕生のニュースはそのラーメン屋で見た。
母の店がそのラーメン屋の近くにあるので、今でもまれに食べていたけど、最近はお客が入っている気配が無く、並びの天ぷら屋と二人で夕涼みをしている姿をよく見かけた。
私は今日、仕事で色々あって、たぶん同じように忙しい彼氏からはメールの返事も無くて、泣きたい気持ちをブログに書こうと思っていたらラーメン屋閉店の話を母から聞いた。
なんだか自分のことはどうでも良くなってしまった。
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