会社の先輩、自家中毒なんじゃないかなーと思っています。
自家中毒っていうのは主に子どもに現れる疾病でストレスから吐き気や胸のムカつき、微熱などを引き起こします。
まさに自分自身で中毒症状を作り出してしまうイメージ。
精神的なコントロールが上手く出来なくて体も弱いからなるのかな、という印象です。
最近ではアセトン血性嘔吐症とか周期性嘔吐症とか言う正式名称があるようです。
で、私の会社の先輩ですが、しばしば体調不良で休みます。
どうも自分の思うように仕事が出来ないと激しい胃痛や吐き気に襲われるらしい。
一度他の部署に異動したことがあるのですが、その時は当時の上司と折り合いが悪くて毎日体調不良になり、最後の方は二日に一度休むようになってしまいました。
この人「嫌なものは嫌!」と言う人なんです。
とにかく自分が「こうだ」と思った方法でしか物事を進められなくて、方向転換をしてもらうにはうまく働きかけないと、頑として動いてくれない。
毎日調子が悪かったときは、上司も柔軟な人ではなく、仕事に厳しかったので、かなり辛かったようです。
あまりにも体調不良が続くので、当時の偉い人が彼を元の部署に戻しました。
そうしたら、異動が決まった日から急に調子が良くなったんですよね。
上司の事を考えたら、いくらなんでも少しは調子が悪いふりしていなさいよと当時は思ったものです。
自分のことには繊細なのに、他人のことはどうでもいいのか…。
そんな先輩、最近また異動になりました。
今度の部署はこの先輩に向いている部署だと思っていたのですが、今度は同僚と折り合いが悪く、また休みがちになってしまいました。
精神的な問題だから仕方がないんですけどね。
彼の性格、というよりはもうちょっと進んだ心の問題のような気がします(病名がつくほど深刻ではないものですが)。
私も自分の中に「どうしても折れない自分」を感じることがあって、「これは私の中の精神的な障害だな」と思っていますので、理解できないことはありません。
ただ、自分でそれを自覚しているのといないのとではずいぶん生活が違ってくると思うのですが、先輩は自覚しているのでしょうか。
自分の意思を捨てた方が楽になることもあると思うんですけどね。
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