先日 乗った時にアイドリングが低くなりエンストしそうな状態になったので油面調整を行いました。
ついでに、スロットルバルブとジェットニードルも再整備しました。
ガソリンタンクのボルトを外して、箱を挟んでタンクを浮かせ負圧ポンプを外しスロットルバルブを外します。
ガソリンコックの止めボルトを外して少しよけフロートカバーを外し、ニードルバルブを止めているビスを外してバルブを引き抜きます。
外した部品です。ジェットニードルをキャブクリーナーできれいにします。ジェットニードルは3段目(標準だと思う)にセットして2ストオイルをバルブとニードルに塗り、ダイヤフラムのゴム部にはシリコングリスを薄く塗りキャブにセットしました。
油面の調整をします。ニードルバルブをセットするフロートに付いている板を曲げるのですが、調整前と調整後を分かりやすくするためにノギスで間隔を測りました。
油面を上げるには、フロートが影になって見難いですが、ノギスの右側のフロート接続部板の方向にノギス左側の板を曲げます(間隔を狭くします)。
写真は6.1mmでどうも油面が低いようなので、5.7mmにしてセットして油面を測るとまだ低いようです。そこでまた外して5.3mmにしてみました。
部品を取り付け、フロートカバー下部のドレンにホースを取り付けて、車体を真っ直ぐに立ててエンジンを掛け、ドレン上のビスを緩めるとガソリンが流れてきて油面が測れます。しかし、油面の調整が厄介です。ホースに気泡が入ったりしてなかなかうまく測れません。何回もやり直しました。
注意点は、ビスを緩めたままだとガソリンがネジ部を伝って漏れてきます。エンジンを掛けたままなので危険です。
ビスをドライバーで押しているとガソリンが漏れなくなり、気泡も入りにくく測りやすくなりました。
キャブに付いているラインの刻印が標準油面です。前回紹介したブログでは-4mmが良いとのことなので-5mmの所にラインを引きそれより下にならないように調整しました。
-4mmよりは低い感じですが、また外して調整するのも大変なのでこれで試乗してみます。
数日前のこの季節にしては暖かい16℃の時に試乗した感じでは、エンジンの温まりに時間がかかりましたが信号待ちのアイドリングも安定してかなり良い感じになりました。
今日は、かなり寒い10℃で強風です。エンジンの掛かりも良く温まりも前回よりは良くなっています。
走り出しもスムースで快適です。信号待ちのアイドリングも安定していて安心感があります。加速感も良くアクセル全開での加速も問題ありません。気持ちよく吹け上がります。また、エンジン回転低目からの加速ではVツインのドコドコ感があります。これで、やっと快調に走れるようになりました。
エンジン回転不調の調整で12月一杯を費やしました。10月1日の購入してから2ヶ月で初期整備が終わったと思ったのが、エンジン回転不調が再発してちょっとへこみましたがなんとか調整も成功しました。
いまは、ネットでいろいろな情報が得られるのでとても助かります。
春頃までに、フロントフォークオイルの交換をすれば、残っているのはリアフォーク部を外してベアリングのグリスアップとチェーンを完全に洗い、リアブレーキシューがまだ使用できますが交換すれば完璧かなと思っています。
追記
走行していると軽自動車に煽られました。信号待ちでミラー越しに見たらかわいいお嬢さんでした。
時々、接近してしばらく走行後に間隔をあける車がいます。オートバイの様子を見ているようです。なにしろ23年前のビラーゴなので懐かしく思い興味を持つのかもしれません。
ようやく手の掛かる箇所の整備が終了したようですね。 お疲れ様でした。
これで気持ちよく新年を迎えられますね。
わたしも車に乗ってると、かわいいお嬢さんや、おばさんに煽られます。
何とかギリギリ今年中に終わりやれやれです。
12月にセクションに乗るつもりでいたのが駄目だったので1月に乗ろうかと思っています。
煽るのが、かわいいお嬢さんだったら許してしまいます?