芦屋プレシャスカラーズ通信

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教科書通りではない肌タイプとメタルカラーとの関係

2012-09-23 | パーソナルカラー

 

私のパーソナルシーズンはオータムですので、

まぎれもないイエローベース肌なのですが、

いわゆる教科書通りのイエローベース肌ではありません。

 

日焼けをしていない部分は色白のブルーベースさんと見た目大差ないですし、

日焼けをしている部分も、イエローベースならではの黄みの強いこんがりトースト色にはなりません。

当然、オータム肌特有といわれるブロンズ色にも焼けません。

どちらかというと、ブルーベースの日焼けの仕方のように、

ムラになって、輝きのない色に焼けます。


では、見た目が黄色っぽく見えるウィンター肌なのでは?と疑いたくなりますが、

典型的なオータム色のマスタード(くすんだイエロー)や、

イエローベースのあいまいなベージュで、お肌がレフ板を当てたように輝いて見えます。

 

また、アクセサリーやネイル、素足にサンダルを履いた時など、

イエローベースの色の方がやはりお肌に自然になじみ、

色だけが浮いて目立つということがありません。

 

ですが・・・


教科書通りのイエローベース肌ではないため、

黄色みの強いゴールドは肌から浮いて見えます

肌に対して黄みが強すぎるのです。

ですので、私に適したゴールドは黄みが抑えられたシャンパンゴールドということになります。

 

逆に、肌が黄色すぎないということを利用し、

私は時々、シルバーのネックレスやサンダル、バッグを身に着けて楽しんでいます。

シャンパンゴールドやオータム肌に適したブロンズに比べれば多少肌なじみは良くないですが、

典型的なイエローベースよりはシルバーが悪目立ちしないので、

クールテイストなファッションの仕上げに頻繁に利用しています。

 

私のような、教科書通りではない肌タイプの人は実は意外に多いので、

カラー診断で

「あなたにはゴールド!」

「あなたにはシルバー!」

とアドバイスされて「そうかな~??」と感じている人は



「黄色すぎないイエローベース肌」

もしくは、

「黄色みの強いブルーベース肌」

 

の可能性も考えられるので、

カラーリストのアドバイスを杓子定規に考えずに、

どうぞ自由にメタルカラーを選んでみてください。



洋服の布地の面積に比べてメタルカラーの面積は小さい場合が多いです。

あまり神経質に考える必要はありませんョ