有名ですよねルビー。赤い情熱的な宝石。ルビーの語源はラテン語の赤いという意味のルベウスから来ています。まんまといえばんですね。。
人類との歴史もそこそこ長く、特にヨーロッパが大航海時代になり世界中を植民地支配を開始すると一気にその名前が広がって行ったのです。
鉱物学的には硬さを表すモース硬度はダイヤモンドに次ぐ硬度ですり減りにくい事もあり、特に精密機械の駆動部分に使われるなど案外、私達の生活に入り込んでるんですよ。
実は私の腕時計のにも。。裏蓋がスケルトンですのでルビーが使われているのが分かります。
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さて、ルビーの産地と言えば、やはり何故だか東南アジアやアフリカなど欲しくてたまらないヨーロッパでは見つかっていないお利口な鉱物です。
どんな所で採掘されているかと言うと。。
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高圧ホースで土砂を削って行きます。。
流れ出て来た泥から砂利を集めるわけです。
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すると、赤いルビーの原石が集まります。
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全部が宝石になるわけではありません。ほんの一握りの原石だけが候補になるのです。
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その中で優れた品質の物のみがジュエリーとして私達の目の前に来てくれるのです。
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さ、実は現在、ルビーのご依頼を受けているのですが、なかなか、納得するものに巡り会っていないのです。。妥協はできません。こんな性格ですから。。
もう少し気長にお待ちくださいね。
それでは、皆様、良い週末を。
では、
paikaji