ひと仕事終わりまして、麻婆豆腐。

全国から加工修理品依頼がどこまも追い掛けて来ます。それはそれで有り難い事なのかも知れません。

本日もちょいとお願いしますとお願いされていた商品のカスタマイズを。。


色々な素材の商品を扱って来ましたので、それ相応に美しい商品に変身させる技術が知らず知らず身に付いているもんです。

かなり重宝されているようで、私は加工職人でもデザイナーでも無いのですが、本当に多岐にわたる依頼を戴きます。自分自身でも不思議なんです。

時間があれば納得するまでやり込みますので相当な完成度として送り返す事になります。そんな事を繰り返していると自ずと技術が身に付いてしまいます。

職人に頼めば加工賃も年間に換算すると恐ろしい金額になります。基本的には私は技術習得という経験値を積み上げる絶好の機会だと思い無料で対応しています。ここでは損得勘定は出さない方がいいと思うのですよ。

喜んで貰えれば、いざ、お店にお邪魔したときに商売で御礼を戴くわけですから。

これでいいのだ。


私の考えなんざ、ど～でもいいのです。


道を歩いていましたら、幹に蝉が止まって一生懸命鳴いていました。

蝉はご存じの通り、土の中で６年暮らし地上に出て１ヶ月、長い個体で２ヶ月。オスとメスは出逢いを目指すのです。

生物学的に言えば、種の保存を目的としている全ての生物の究極な姿とも言えます。

生殖的に成熟するまではじっくり敵の少ない地中で暮らし、いよいよ地上に這い出てきます。極力寿命を短くする事で交尾を成功させる個体を増やす戦略を選択したわけです。長い寿命ですと、敵（捕食者）に晒される訳ですからダラダラと生きていては喰われてしまい、最大の目的である種の継承が出来なくなる個体が増えるわけです。蝉の御先祖様達はそれはマズい！と現在のサイクルに仕向けたわけです。。

であるからさっさと極力迅速に相手を見つける努力をするんです。交尾をすればメスはすぐさま産卵。あとは余生を蝉の時間で楽しむわけです。人間に換算すれば蝉の１日は滅茶苦茶長いわけですよ。鳴き続けるには相当の体力が必要でしょうに。ですから蝉達は人間の口に当たる長い管を木に突き刺して樹液をガブガブ飲む（吸う）わけです。

あと、蝉って人間と同じで暑さに弱いんです。真夏の都心の蝉は厳しい環境なはずです。暑い盛りの蝉の寿命は短いですね。

そうして鳥などの捕食者からもウマく逃げ押せた蝉が天寿を全う出来るわけです。

たまにいるでしょ？秋口に何処からともなく聞こえてくる蝉の鳴き声。あの秋の蝉の声が元気なのは涼しくて絶好調だからかも知れませんね。


蝉の話しになってしまいました。


私は樹液を飲めないので、今日は麻婆豆腐にしました。。


辛くてうまかった～


今日もしっかりとした１日を送りました。


全国のお世話になっている皆様、いつもありがとうございます。



それでは。





paikaji

台風接近中。

八重山諸島及び特に台湾へは甚大なる被害を与えた台風１３号の傷口癒えていないこのタイミングで台風がまた接近中。

今年は本州付近に強い高気圧が居座っているので外輪に沿うように台風が見事に襲来。


米軍の予想コースもまだ反転するコースなのか北上してい行くのかも絞り切れていない模様。

本州にも１６号が接近中。東京へ真っ直ぐに向かっています。今のところ。。


困ったもんですよ。色々言われていますね、海水温度上昇やら上空の高気圧がサンドイッチ状態になっているだとか。。

色んな小難しく言うメカニズムは確かにあるんですが、台風の基本的なメカニズムは北半球では夏、太陽に温められたら海水が湧き上がり上空へ空気の対流を作り出すつむじ風のようなもんですから止めようは無いもんで。。


ただ、異常に高い海水温度が本州付近にあるということは想像もしない猛烈な勢力で都市部を直撃する可能性が高まっていることは確かです。


太平洋岸の皆さんはその事を充分理解しておく必要があります。雲の動きはダイナミックです。直撃しているポイントから１０００ｋｍ離れていても尋常でない雨が降ったりします。

日本の地形は複雑です。予報通りににはなりません。自宅周辺の地形を知っておく事も大切ですよね。


では、


paikaji