PAIKAJI-WALKER

沖縄県は石垣島に在住の筆者が全国を渡り歩く様を何となくレポート。。特にテーマもカテゴリーも持たない雑学ブログ。

沖家室島と、お肉の大盛丼。

2016-06-16 14:40:45 | 行く先々の話し

周防大島は歴史に都度その名前が出て来ます。古くは万葉集にも登場するなどその歴史には古くから人、物の往来の要衝であった事が伺えます。

日本書紀ではイザナミが生んだ大八島の1つで、七番目に生まれた島とされているなどその歴史的背景には怒涛のモノがあります。

平城宮の長屋王邸跡からはここ周防大島からの産品が有ったことを証明する木簡が発掘されるなどなかなかシビレる島でもあります。


また日本最大の海賊、能島村上水軍当主、村上武吉の墓や菩提寺があるなど瀬戸内海を群雄割拠し、毛利元就公直々に仕えるよう直口する海上交通の要なんです。


そんな島にも、また小さな島が点在しています。その1つ、沖家室(おきかむろ)島。この小さな島に、泊清寺という島民の皆様の深くて強い信仰を受けている浄土宗のお寺がありますが、山門は竜宮城です。龍神を祀る場所です。


別名、海龍山。


この島が海と共に歩んできた事が分かります。


ここに来たのは、境内別院に祀られている地蔵菩薩さんに会いになんです。

おおおお、見えませんがそこにおいでになるようです。


ちょいと横から。


チラリと拝めました。


実は、この地蔵菩薩、弘法大師御真作と伝えられている木仏像なんです。



数少ない、弘法大師の手による作となれば観ておかなければと。お姿は思いの外、小さく多くの祈りを受けてきたお顔をしておられた。


今回の周防大島滞在は大満足。


滞在最後の証として地元で話題の丼ものを。なんでもエラい肉の量だそうで。。せっかくですので行ってみた。

うわっ、Mサイズにもかかわらず、この暴力的なお肉の量はなんなんだ!!


どうすれば伝わるか。。

こうか?

私の手の大きさ知らない人には説得力は無いですけど、まぁ、エラいモノを考えたもんです。

メガサイズってのもありますが、まず、無理そうです。

因みに、SS、S、M、L、MEGAだったような感じがします。周防大島に言ったら押さえときたいメニューだそうで。。


と言うわけで、最後は、満腹感で後に周防大島を離れたのでした。



それでは。皆様。





paikaji

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周防龍岩寺。

2016-06-16 10:35:14 | 行く先々の話し



昨日まで滞在していた周防大島。今回はどうしても登攀したかった山がありました。

標高662mの文殊山。ここの山頂直下にある龍岩寺に出向くのが長年の夢でした。龍岩寺は「日本三文殊」と呼ばれる霊山。かの弘法大師が806年に開刹された山岳修験の霊山。

ここに岩屋があります。それを一目見たく急勾配の山道を上がって行きました。

到着。

本堂に上がらせてもらいご挨拶。

由緒板。興味があれば拡大してご覧ください。


で、この文殊山の御神体。龍岩へ。。

なな!なんと!


あああ、何だかスゴい事になっているではないか!


えええい、近くに行かなければ状況が掴めぬ。前進じゃ。


むむ、しかし、引き下がる事は出来ぬ。龍岩さんにご挨拶じゃ。

初めまして、龍岩さん。。


下の隙間から中に入れるのですが、状況が状況、崩落するんでは無いかと、躊躇する事5分。意を決し龍岩の中に入って行きました。


文殊の清水が湧き出ている霊場です。


ヒヤリとした緊張感が漂います。


口を濯がせて戴き、ひと口、霊水を戴きました。


振り返るとこんな感じ。


周りの杉の大木が大雨で崩れてしまったようですが、龍岩さんはビクともしていない模様です。恐らく、この岩屋に多くの修験者が立ち寄った事でしょうに。枯れることなく龍岩の喉奥から湧き出るが如く、古から清水が湧き出続けています。

この文殊山龍岩寺はことの他、素晴らしい場所にて、次回、機会があればまたお邪魔したい霊場であります。


無事に岩屋から出して戴き、感謝の気持ちでここを後にしました。


さ、駆け下りるぞ。



身も心も、清浄された気がします。


山の中はいいですね。






では。







paikaji



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