本日は昨日に続きまして、領収書の整理。自動販売機以外での出費に関して例外無く領収書をもらっています。
私を生活させてくれるために頑張って旅立って行ったお金達の唯一残る足跡です。
感謝の気持ちを込めて集計分類しています。
お金、には価値はありません。人間がかさばらない様に考えた『道具』です。あれば便利、無いとちょっと不便。そんなモノだと思っています。
自分の道具ですから、大切に扱うもんです。でも、無闇に貯めたり持っていては価値は強まらないのです。
そう私は信じています。
その道具であるお金を得るために、殆どの方は、組織に属します。その組織皆で相互扶助のように満遍なく組織人にお金を行き渡らせ、組織を維持する努力をしていくわけです。
それが経済的組織です。会社、役所などなど。
その道具を組織に属さず、己のやり方で獲得していくのが私のような自営業者。
どちらにも良い側面、そうでない側面は当然、ある。
今日、仲の良い取引き先社長と電話をしていて、
『しまちゃん、あそこ飛んだよ』と。
飛んだ、とは破産。
裁判所に破産手続きを認められ管財人にすでに委ねられていた。事は既に進んでいた。
６月に仕事をしたばかりであの社員さんの顔が浮かぶ。私は社員さんよりは経営者と話して仕事を決めて行くので、破産した会社社長とも色々話した仲だ。
まぁ、どことなく噂は出ていたので時間の問題ではあったので若干の距離を置いて付き合ってはいた。私自身は未回収は幸い出ることは無かった。
会社の経営は孤独だ。
相談する頃には傷口から血が流れ落ちて手遅れの場合が殆どだ。
見栄だろうか、意地だろうか、結果、多くの社員が再就職先を決める時間は無かった。
最近、私の携わる業界の倒産、破産が多い。じつに多い。
反面、やーめた！の清算もある、これは最高の決断。払うもの払って、綺麗サッパリ、誰にも迷惑掛けない引き際。経営者としては最高級だ。
私も『やーめた！』を目指して後１０年、やり切ってみたい。
栄枯盛衰。
人にも、会社にも、国にも成長曲線はある。
持続的に維持するには、適正な『サイズ』がある。何にでも当てはまる話だ。
簡単に言えば『身の丈』にあった『適正な考え方』
何だか、こんな事を書くとは。。
では、
Paikaji
あ、皆さんに運が付きますように～。
