頑固な年寄り……
と、ご自身でおっしゃっていた。
本当に頑固なかたなのかどうかは、お目にかかってお話しさせて頂いたこと
がないので、定かではない。
しかし、しっかりした、主軸のようなものをきちんと持っておられたことだけは、ネットでのやりとりだけでも十分に理解できる。
今でも信じられない気持ちで一杯だし、信じたくない、いや、あれは誤報だ、嘘だ、間違いだ……誰かがそう言ってくれないか、と思ったりも……する。
僕が求職活動中で時間的に余裕があった2006年暮れ、ひょんなことからネットの海で迷子になるような形で入会した、OCN Cafe。
僕の入会当初から、親しくして頂いていた。
色々と、日常のことから、お仕事のこと、文化、社会思想、沢山のことでお互いのBBSやコメントなどでお付き合い頂いて、色々と……学ばせて頂いた。
随分とお世話になった。
残念ながら去年の2月末でそのサイトは閉鎖された。
因みに、CafeのときのBBSのやりとりはまとんさんのを含め全部保存している。
まとんさんは播州のお住まいで、僕が住んでいるのは北大阪だから、三宮くらいで会えたらいいですね、っておっしゃって頂いたこともある。
それに当時は神戸に住む友人と三宮でしばしば飲んでたこともあったし、会いに行こうと思えば行けなくはない。
いつかそのうち会いたいな、と思っているうちに、結局それはかなわなくなってしまったのだが……。
僕がCafeに入会した当初から、ガンに侵されておられたことは知っていた。
お孫さんが幼稚園に入るまでは、お孫さんのランドセル姿を見るまでは、と、ひとつひとつ、目標を定め、しっかり自己管理しておられたご様子だった。
ご自宅で、確か機械設計のお仕事をされていて、納品に行った、とか、依頼主との打ち合わせがあった、とか、手がけた新製品が世に出る、とか……日記に書いておられた。
昨年のこの時期、僕はこの年齢にして生れて初めて、イカナゴの釘煮を作るのに挑戦した。
黄金糖を入れる、というコツをそのとき教えてくれたのもまとんさんだった。
釘煮を作るのは2回挑戦したのだが、果たして2回とも、自分で言うのもなんだが……上手くいった、と思う。
まとんさん、ありがとうございます。
まとんさんに教わったレシピでイカナゴの釘煮を作って、ちょっとでいいから味わって頂きたかったなあ。。。。
そのときのあし@のBBSでのコメントやりとり、暖かいお人柄を感じさせるものだった。
2008年から賀状のやりとりをして頂いていたので、6枚目になるのか、
今年の元旦に届いた賀状には、闘病生活中なので賀状は今年限り、とあり……寂しい思いがしたし、きっとまた元気になってネットの世界にも帰って来て下さるものだと、そう……思い込んでいた。
もう2度と、あなたが書かれた日記を読むことは……ない……のですね。。。。
あるいは余命いくばくもないことを悟っておられたのだろう。
ほんの少し、不吉な予感がしたのは率直なところだ。
2009年夏頃から僕は多忙になったのであまりCafeの徘徊ができなくなったが、それでも毎日必ず五七五の足跡を残して下さっていた、その几帳面さに
は頭の下がる思いだった。
1月下旬くらいに、久々にまとんさんのHPの中をじっくり探索させて頂くと、もうできることがなくなってきた、とか、左半身が動かず、また右手の動きもかなり制限されている、との記述があり、相当……しんどかった、辛かったのではないかなあ、と……思う。
イカナゴの新子の漁が解禁になったその日に、あの世へと旅立たれた。
また今年もイカナゴの釘煮に挑戦します。
勿論あなたに教わったコツで。
いつになるのか分かりませんが、僕がそちらへお伺いしたときには、
美味しい?!釘煮を手土産に持参いたしますね。
それまでに、まあ、年に1度のことですが、レベルアップもしておきますね~
そんときはまた仲良くして下さいね!!
よろしくお願いいたします!
まとんさん 一旦ですが、さようなら。
しばしのお別れですね。
そちらに僕が行ったら、こんちは(^^)!になるのですかね。
そして、今までの6年間、本当に……ありがとうございました!!!
涙 涙 涙
お久し振りです。
コメントありがとうございます。
お返事遅くなり申し訳ないです。
比較的親密なかたがたのブログは、お気に入りに入れています。
ただ、ここしばらく、ちょっとバタバタしており、ブログめぐりが遠退いていました。
パステラさんの周囲でもそういうことがあったのですね。。。
ご冥福をお祈りします。
ご冥福をお祈りします。
私の周りでも昨年から世間も認める大物の先輩がこの世を去りました。
あまりにも大きな存在だったので気が滅入りましたが先輩の意思をしっかり引き継ごうと確認し合っています。
URL覚えていて下さりありがとう。
懐かしかったです。
春の陽気で、少しずつ気分も上昇しています。
イカナゴの新子も大きくなってくる頃でしょうし、まとんさんを思い出しながらぼちぼち日を見て釘煮を作るとします。
いつもありがとうございます。
こちらに来て さらに安心しました
お考えの通りだと思いますよ
ありがとう<(_ _)>
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ございません。
まだちょっと気分がしんどくて、なかなかレスコメを認めることができませんでした。
……そうですね、確かに大変素敵なかたでしたね。
くだらない(自分で言うのも変ですが)疑問や質問にも、一つひとつ、親切丁寧に応対して下さっていましたし、ネットでお付き合い頂いただけも、十分暖かいお人柄が分かります。
生を大切に……
そうですね、僕もそう思います。
ブログタイトルはのんびり人生、でも、
あの世への旅立ちだけは、ちょっと急いでしまわれましたね。
いつまでも悲しみを引きずって生きることは、
恐らく故人の願いではないと、そう僕は思います。
きりのいいところで、自分との折り合いも付けて、気持ちも整理して、前を向いて生きていこう、そう、思っていますし、それが故人の想いだろうと……思います。
暖かいコメント、ありがとうございました!
私は ちょうど3月で5年目になりますが
知り合って まとんさんの日記を全部読んだから 昔のことまで知っています
「何でもよく知っているね」と言われていました
感じた通りの方ですよ
頑固と書いたのは 予防線です
地に足のついた考え方の方で 惜しみなく与える方でしたよ
病気なのに設計の依頼が来るのは その仕事ぶりと 人間性だと思っています
自分の知識をフル稼働して よりよい物を設計していた感じでしたから
ここでも惜しみなくでした
大きな会を主宰していましたが
表には出ないで 裏で全部やっていらっしゃいました
ここでも惜しみなくでした
お孫さんは元気のもとでしたね
ランドセルも買ってあげましたよ
イカナゴを作ったのですね
まとんさんに言ったら 喜びますよ それよりも驚かれるかも
知っていることは 何でも教えてくださる方でしたよね
まとんさんとのやりとり 保存していらっしゃるのですね
思い出があって よかったです
体の痛みはあっても 弱音は吐きませんでした
心は常に 前向きでした
少なくとも 私はそう感じています
まとんさんを忘れない想いが
きっと供養になると思っています
生きる日々を大切にすることが まとんさんの願い
生きれることの喜びをかみしめて 過ごして行きたいと考えています私は
ブログに書いてくださって
供養になると思います
お知らせいただいて ありがとうございます
よくまとんさんは 「時薬」と言う言葉を使っていました
今は悲しいでしょうけれども
痛みのない世界で のんびり休んでいると考え
心の元気を出してくださいね<(_ _)>