マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

今年の九月に・・・

2010年08月03日 19時38分07秒 | ひとりごと
私の愛読する世界戦略情報「みち」(八月一日発行)が届いた。もちろん一番楽しみなのが栗原茂氏のアッシリア文明史論だが、藤原源太郎氏の世界情報分析も非常に重要である。いうまでもなくこの藤原氏は月間日本論説委員の山浦さんのことだが、世界情報をいつも客観的に正確に伝えてくれる他に類のない貴重な情報である。
今月号で金賢姫来日に関し次のように述べている。やや長いが引用させていただく。
「金来日に関し、ARF会議に参列していた北朝鮮の朴外相は、「祖国と家族を裏切った人士について語る必要はない。」と断言した。これまで北側は、大韓航空爆破テロ事件について、一貫して韓国政府の自作自演説を唱え、金女史を同国人と認定していなかった。しかし、今回、彼女を北人士と間接的に認めたわけだ。
北外相個人の見解なのかは定かではないが、朴の発言にはある種の期待感が籠められていた。横田めぐみさんの生存説に固執する金賢姫のメッセージの真意を、日本側がどう受け止めるかを見極めたいとする情報工作への期待感である。北朝鮮は今年の九月の全人代で、金王朝三代目を正式決定したいとしている。その際、横田めぐみさんの存在を公にする可能性があり、」その先触れを金賢姫に託した可能性が高い。(平成22年7月28日)」

この山浦さんは以前より横田めぐみさん生存説であり、私もそれに同調した。
今回の金賢姫の来日に関し、私も北からの何らかのメッセージだと感じている。
外交の裏側は知る術もないが、色々な意味で今年の九月は目が離せないことになるようだ。もちろん楽しみにしている。