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情報リテラシー

2009-05-18 09:04:51 | 日記
何度もメディアで聞いたことのある言葉だと思ってたけど、意味が分からなくって、思い切って調べてみたら「要る情報を探し、見つけ、選択し、活用する能力」ってんで、情報ってのはそもそもそーゆーもんじゃないんですか、って考え直すと、そういやこうしたブログみたいな情報は、取捨選択するのなら「捨てる情報」のほうで、ネット読んでる限りはこうした雑な情報の寮ばかりが増えてるってのは確かだな、と言えるかも。
ラジオで「情報リテラシー」について語ってた人が言うには「都会では情報リテラシーがうまくいきにくいんです」と。理由は無駄情報の絶対量もまた多いんだって。一方、地方の方がいっそそういった情報の扱いに「敏感で勘の利く」人がいて、世界に打って出られるくらいの勝負のできる一途さがあるって言ってたのを聞き、さもありなんと感服する。
実際都会は便利そうでいて、維持費のかかる割に、娯楽と雑さも利便性を上回る量があるから、都会を使い回す気心のある人以外は、おおむね都会そのものに振り回されるケースもままあると感じる。

情報リテラシーの考え方はあくまでも個人の側に事態のイニシアティヴが握られてるんだ、という気負いのある、しっかりとした人にはいい感覚かもしれないけれど、いささか人為的すぎる発想がぷんぷんして、「知ってるものだけ、好きなものだけをたっぷり」みたいになりかねない人もまた、こういった発想から生まれるよなー、とか無責任にかんじましたとさ。はい。


内戦終結

2009-05-18 08:54:47 | 日記
スリランカのタミル人勢力が負けたことで内戦が終結したみたいです。欧州は政府軍の軍事制圧を非難していたようですが、私が思ったのは日本だって内戦を経て、今でこそ「日本」とくくって呼称できるだけのことであって、別個の「国」の林立する、ばらばらの地域集合体になってた可能性だってあったのだということ。軍事制圧なしに「スリランカ」をひとつにできる方法はなかったのか。当事者たちの立場を抜きには適当なことは言えないけれど、あるまとまりに向かう最中では、人間ってこういう「戦い」を肯定することになっちゃうのかな。ガンジーみたいなカリスマばかりを聖なる者!とはやしたて、それでいて一般的には軍事力への依存。原始人がこん棒で殴り合うのと、基本のコンセプトは変化なし。
悲観してるとかではなく、個人的には内戦終結はよかったな、って思うのです。仏教を大事にしてる国での内戦。怒りや恨みがより少なくなりますように。