強欲が叶うくらい、道理が引っ込んでくれることがある。無茶振りみたいな要求を貫徹する人がいる。
叶えることに、至福を覚える人っていうのがいて、度を越す要求、身の丈を超えた、誰かに不幸を招くほどの、存続できかねる要求を強欲から果たす人がいる。
無理が祟るので破綻を招く。
不幸を孕むほどの強欲っぷりは傍目には火を見るよりあきらかで、存続不可能は明々白々だった。
当然の帰着で、おさまるべきにおさまっていくため、強欲には相応な揺り返しで派手な破綻で終焉を招く。
身の丈に合わぬ強欲を叶えたがった、ものの見えなさは愚かであった。当人の幸福感が誰かに猛烈な不幸を囲うことにもつながるほどでは、所詮存続不可能であった。
目が眩んでる時には、碌でもない強欲が自覚できないものだし、当然自分にはそれくらいあっていい、というおごりが疑えないほど愚かになってる。
果たして、強欲は瞬間風速的に満たしを垣間見せるが、不相応なバーターは成立していない。
天罰ばりな見舞いが起こるが、須く強欲ゆえのツケ払いという、動向の余地のなさでフェアトレードされる。
強欲は不思議と容姿を変える。特に目つき。
望むは諌めようもないが、対価が相応に思える人は惨めなことに稀かもしれない。
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