桜セイバーをあの漫画に放り込んでみた(仮)
FGOとるろうに剣心のクロスオーバーSSです。
恐らくだれもが一度は考えたであろうネタですが、
今のところそれをSSとして表現しているのはここだけです。
文章のレベルも高いですが2話で更新が停止しているのが残念な所。
緋村剣心はのほほんとした笑顔で肉を口に入れ……
「はい!! お客さんお水です!! 慌てて食べたらいけませんよ」
沖田さん霊衣解放 赤べこ従業員の和風エプロンスタイルで颯爽と登場!!
「こふっ!!」
飲み込もうとしていた咥内の肉が変なところに入った。
いきなりのクリティカルヒットが剣心に叩き込められた。下手したら即死だったかもしれない。紙一重。
これほどの衝撃は幕末の戦場ですら喰らったことはない。
こんな隠し玉を持っていたとは、油断した。
きさま自分の年齢を考えろ。お前確か斎藤よりも歳う……
ガッと剣心の肩を掴み
「おひさしぶりですね 緋村さん~~会いたかったですよ~~。
え?相変わらず若くて美人?アハハ!! やだなぁ照れるじゃないですかぁ。まったく緋村さんてばぁ!!」
目が笑っていない笑顔でブンブンと剣心を揺さぶる沖田。
十年の歳月の間に読心も会得していたのか?
「お、おろぉぉ……」
「えっ?エプロン姿の沖田さんがかわいくて思わずときめいてしまったですって?
やだなぁ緋村さん!! 相変わらず上手なんだから」
お盆で口元を隠すようにして照れて恥じらう新撰組一番隊組長……
鮮血を浴びて冷酷に嗤うような非情の人斬りが頬を染めて照れる乙女のような反応である。
「ん?昔を思い出してしまって二人っきりでお話をしたいですって?
緋村さん 私を口説くつもりですか?あははは!!!! いいですよ丁度休憩時間ですし。
お妙さん!! ちょっと出かけてきますね、行きますよ緋村さんデートです。デート!!」
剣心を脇に抱えて縮地で店を飛び出していく沖田。
沖田総司恐るべし……剣心は薄れゆく意識の中でそう思った。
「「け……剣心!!?」」
一瞬の間の訳の分からない妙なコントで
薫と弥彦は何が何だか呆気にとられてしまい気が付いたときには剣心は連れ去られた後であった……
喪女なアラサー沖田さんかぁ・・・いいね!