こんにちは れいです。
まず最初に
手術の為にご心配頂き
娘にたくさんたくさん元気玉を飛ばしてくださった皆様に
昨日の出来事をご報告します。
自分自身ショックから立ち直っていないので
うまく伝えられる自信がなく、
迷ったのですが取ったメモをそのままそっくり書き写します。
手術直後の様子を知りたくないという方は
今回の記事はご覧にならないほうがよいと思います。
娘は昨日手術後そのまま入院になりました。
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18:35
採血、体重測定
どちらも麻酔に必要とのこと
採血結果…貧血少し進んでいると言われる
貧血おこしているのに麻酔して手術して大丈夫なんだろうか?
でも先生何も言わない
手術に影響を及ぼすほどではないと言うことだろう
輸液?輸血?300ccがどうのと言っている
本当に大丈夫だろうか
トレーの中に注射針が4本くらいと脱脂綿
小さな瓶の中に脱脂綿のようなものが入っている容器1つ など
19:05
興奮を抑えて少し眠くなるという注射を首あたりに1本
娘怖がってヒンヒン鳴く
おしり?腰?あたりにも1本
とても怖がってキャンキャン鳴いてしまう
常に抱っこ
「30分くらい抱いててあげて」
と言われる
19:10
腕の中で突然ガクッと全身の力が抜ける
リラックスして体を預けてくれている状態とは全く違う
初めての妙な感覚で驚いてしまってイスに座る
先生は”大丈夫だから”という
-このあとさらに注射?失念-
体を横にしようとするほど力が抜けており
少しずつウトウト
先生が「寝ちゃった?」と声をかけながら娘の右斜め前へ
娘、先生の姿が見えると目を見開く
「起きてます」
と答えると”まだだね”と
そのうちまたウトウト
19:35
そろそろ行こうか、というので先生に預けようとすると
目をランっとさせて起き上がろうとする
娘ウトウトしているとき以外
ずっと怖がって注射から延々ヒンヒン言っている
私が抱いたまま手術室へ
寝るのを嫌がり声を上げる
娘の顔を両手で包み込んでキスをし
「私の大事な大事な娘です よろしくお願いします」
といい手術室を一歩一歩離れる
娘声を上げ続け、首を右に左に振りながら私を探す
斜め後ろにいる私と目が合う
暴れながらそのまま私を見続けるのでひと撫でし
「ママお隣りの部屋にいるからね
ずっと娘ちゃんのそばにいるよ
大丈夫だよ」
と笑顔で声をかけて静かに退室
娘、延々”怖い怖い、ママ、ママ!”と声をあげ続ける
19:50
機械の無機質な音に気付く 始まった…?
これが娘の心臓の音かと心の中で思う
20:31
音が止まっていることに気付く
何か、テープを切ったりする音が聞こえる
娘のヒィ~ン…ヒィ…ィ~ン…
という声が遠くで聞こえる
20:42
「お母さん?
…お母さん?あ、いたいた
この子は抱っこしてあげてた方がいいと思う(落ち着くでしょう、という意味)」
と言いながら先生が点滴を繋いだままの娘を連れてくる
お腹にタオルを巻かれている
膝に乗せてくれたので首を支える
顔を見てあまりのショックに
言葉も涙も出ない
娘じゃない
ウチの子じゃない
よく似た
”違う犬”
白目を剥いている、意識混濁?
口半開き
舌が少し出ている、舌先乾いている
ヘソ天
常にガタガタ大きく震えている
絶え間なくヒィィ・・・ン ヒヒヒン… ヒィィ…
と声を出し続ける
痛い痛い、怖い怖い、と鳴き続ける
時々目がしっかりとし、その時は大きく首を反り
体も少し反り返るようにして
キヒィ!と声を出し痛いと訴える
自分に言い聞かせているのか
娘に言っているのかわからないが
「大丈夫よ 大丈夫よ ママそばにいるからね
ママ娘ちゃんのすぐそばにいるからね
娘ちゃん抱っこしてるのママだよ、わかる?
ママだよ?
もうおしまい、
終わったよ、
大丈夫
だいじょうぶよ だいじょうぶよ」
100万回くらい言う
絶え間なく言い続ける
娘キヒィ… ヒィィィィ…と鳴き続ける
大きくガタガタ震えている
途中娘を見つめる自分に笑顔がないことに気がつき
一生懸命笑顔で言い続ける
20:50
先生が飲んでください、と温かい紅茶をくれる
「こんなにガタガタ震えて痛がって、これが普通なんですか?」
と聞いてしまう
先生はこんなもんです、大丈夫と答える
普通、これが?
21:09
ほんの少しだけ、ほんの少しだけ落ち着いた…?
21:10
ボス病院に来る
この姿を誰にも見せたくないという気持ちと
早く娘に声をかけてやってと言う気持ち
21:20
ボス、摘出した子宮と卵巣を見に行く
先生の話によると
娘を苦しめた3つの膿は繋がっていたとのこと
パンと張った状態だったとのこと
21:30
このまま入院と言われる
そっと抱いて立ち上がろうとするがその瞬間
ギャー!と鳴いて目を見開いて痛がり抵抗
2.3回やってみたが
このまま朝までいてやりたいと思うほど痛がる
「延々このままっていうわけにもいかないやろ」
とボス
先生がそばに来るとさらに目を見開いく
先生が抱いたときにギャヒンギャヒン!と鳴きながら
先生の手や腕に甘噛みを繰り返す
入院室のベッドに入れ、エリザベスカラーをつける
パチン、という音に反応し怖がって鳴く
娘無理して座り、ガタガタ震えて鳴きながら私を見て
笑って
「おうちに かえろう?」
と言う
20:35
病院を出る
この間、娘の
ヒィィ・・・ン ヒヒヒン… ヒィィ…
という
怖くてたまらない
痛くてたまらない
ママ
ママ
こわいよ
いたいよ
という声が途切れることはありませんでした。
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