あっち向いてホイ! ~ 2nd season ~

虹の橋の子供たちに背中を押されて次女を迎えました。2016年7月24日、ブログ再スタートです!

初めまして!ようこそ「あっち向いてホイ!」においでくださいました



2nd seasonの「あっち向いてホイ!」は 虹の橋のたもとと我が家を7色の光で結んで
息子や娘はもちろんのことその他虹の橋メンバーとりとがお話しすることもある
”何でもアリ”な不思議なブログです。
一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします♪

宣伝のみのコメントにつきましては随時削除させていただいております。ご了承ください。




震災の記録

2010-01-17 10:37:00 | 息子と娘
毎度おおきに 息子やで。






タイトルの通りあの大地震から今日で15年目。
あの日のこと、少しやけどオレが家族代表で話そうと思うんやわ。

今日はオレの話し、聞いてくれたらと思います。


あの瞬間ダンナは仕事中やってんて。
作業中に下からドーンと突き上げるような感じがして
最初はどっかにぶつけたかと思ったらしいんやけど
長い間揺れてたから、すぐに地震や、てわかったんやて。
でもその時は”大きい地震やった”と思っただけで
阪神淡路、特に神戸地区が壊滅するほどの地震とは思わんかったらしい。

震災のときの話しが出るとな?

「あの日同僚が、渋滞の神戸の街を通り抜けて帰って来て
“火の手があがって燃えさかっとる、倒壊しとる、
その横を、車の列がゆっくり通り過ぎる…変な感じやった”て言うたんや。

その意味は罹災地域近くを通ってすぐにわかったわ
道1つ隔てて 片側はなんともなってへんのに片側は倒壊しててな
焼け焦げた後や、掘り返した後がブルーシートに覆われて花が添えられたりしててん

その間のまだ使える道路を走りながら仕事してる俺って何なんやろう…
あの光景は非日常やった、言葉でよう言い表せへん
大阪では家具が倒れたり家の中が無茶苦茶になった、言う事はあったけど
こっちは日常の世界やった。
でもちょっと行ったとこの神戸はめちゃくちゃやった。
そこには非日常の世界があったんや
その日から考え方とか、ものに対する価値が変わったな…」

ってダンナ、言うんよ。

神戸界隈はダンナの仕事圏内やったし
震災のときも行っとったからこそ 語れる話しやな?
その状況っていうのは今でも鮮明に思い出せるみたいやわ。


次の3枚の写真見たってください











これは今でもダンナが大切にしまってある当時発売された地図なんやけど
この地図がなければどこが通れるのかわからなくて
仕事にならんかったらしいねん。
写真にバッテン、たくさんついてるやろ?全部通行止めや。
それに”昨日通れた道が今日はあかん”言うこともあったらしいねん。

橋脚がボキッと折れて倒れとる写真、見たことあるやろ?
あれは阪神高速神戸線っちゅう道でな?
3枚目の写真の一番右の矢印あるやろ?
地図は切れとるけどう~んと右先に行ったとこがその現場や。

この地図、
今となっては我が家に残る震災の記録みたいなもんやろうなあ。


実はな?
オレや娘の仲間も4000頭以上が犠牲になった。
オレらだけやない、猫やら鳥やら
たくさんの”愛玩動物”言われとる仲間達が亡くなったんや。

中には助け出されたオレらの仲間もおったんやけど
飼い主さんの元に戻れたんは1/4くらいだったらしいわ…











読んでくれてほんまにおおきに。
阪神淡路大震災で亡くなった全ての方々、オレらの仲間たちの
ご冥福をお祈りいたします。







また大きな地震があったら?



みんなで助け合って 明日を信じて生きて行くんや! 






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コメント (2)
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