あっち向いてホイ! ~ 2nd season ~

虹の橋の子供たちに背中を押されて次女を迎えました。2016年7月24日、ブログ再スタートです!

初めまして!ようこそ「あっち向いてホイ!」においでくださいました



2nd seasonの「あっち向いてホイ!」は 虹の橋のたもとと我が家を7色の光で結んで
息子や娘はもちろんのことその他虹の橋メンバーとりとがお話しすることもある
”何でもアリ”な不思議なブログです。
一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします♪

宣伝のみのコメントにつきましては随時削除させていただいております。ご了承ください。




優しい時間

2013-10-04 07:24:00 | 旅行記
こんにちは! れいです。

ただ今Classicを放置して(爆)再び旅行記、名古屋編を綴っています!
明日で終わりますのでお付き合いいただけると嬉しいです


ランチタイムが落ち着いたラディッシュには
数人のお客様がいただけでした。
どうでしょう席が空いていたこと+母ちゃんがいたので
何とはなしにそちらに向かって歩いていくと

「あっれ?あんたたち午前中も来てなかった??」

と母ちゃん(笑)
帰ってきました、ただいま~と笑いながらボスが言い
どうでしょう席に座りました。
ウェイトレスさんもおかえりなさ~いと笑います。
私は一人必死でバッグをごそごそやってました。
「母ちゃんと一緒に写真撮りたい!!(><)」
ようやく探し当てたカメラを片手に言うと

「おお~いいよぉ~、撮ろう撮ろ~ぅ!」






”どうでしょうスタイル”でパチリ。
うあー嬉しい…(T▽T)
午前中来たときの小倉トーストの話しやら
地下鉄で名古屋城まで行って戻ってきた話しやらをボスがする。
「母ちゃん忙しい時間帯に小倉トースト作ってくれて…ごめんなさい」
というと”そんなこといいんだよ”というような顔をしてくれた。
どこから来たの?と聞く母ちゃんに大阪からです、と言うと
「あ~やっぱり。ノリがいいわあ」
と笑った母ちゃん。
1日で2回も来るの、珍しいのかな? …珍しいか(笑)
混んでるかなぁと思って心配しながら来たんですよ~とボスが言うと
やはり噂通り土曜日はいつも大変らしいが
「うん、でもね、今日は朝から比較的ヒマだな♪」
とのこと。
ゆっくりできる時間は娘からのサプライズかも…と
母ちゃんとボスの話しを聞きながらぼんやり思った。


母 「ランチ食べるか?」
ボ 「はいもちろんいただきます!」
れ 「お腹すいた~」
ボ 「お腹すいた~」
母 「よしよし大盛りにしてやろう。待ってな♪」


そういうと母ちゃんはてくてく厨房に消えて行った。





気付いたら今度は自然とボスがミスターの席に座ってる(笑)





この棚、時々入れ替わるんだそうですよ
どうでしょうを知らない人にはさっぱりわからないものだらけ。
藩士にはよだれが出るような宝の山!
あーもー何だろうな、見てるだけでじんわり幸せ(爆)
そのうち





ランチが運ばれてきた。ひゃ~おいしそう!(><)
ぜ~んぶ母ちゃんの手作りです。
よっぽどお腹が空いてたのか
途中から2人とも話すのを止めて黙々と口へ運ぶ運ぶ
このオムレツ卵何個使ってるんだろう…
すっごく滑らかでおいしい。
ドレッシングが気になるほどのおいしさで
舌で覚えて帰ろうと思ったんだけどその前になくなっちゃったよー!(笑)

食べている最中も母ちゃんが時々声をかけにきてくれる。
後ろに座ってる男性二人組みも藩士さんだ。
そういえば駐輪場で見たあのカブの人…
結局わからなかったけど母ちゃんのご飯食べて帰ったんだろうなぁ

しばらくすると母ちゃんが直々にお皿を下げにきてくれて
「ん、きれいに食べたな♪」
と。
「母ちゃんおいしかったよ!(≧∇≦)ノ」
と言うとケラケラ笑いながらお皿を下げてくれた。
”この一言”は絶対言わな。
ねぇ(笑)

それではどうでしょうコーナーから何枚か写真をお見舞いするぞぉ~(笑)















※どうでしょう祭UNITE2013カリスマ小松江里子の店のステッカーです。私も持ってる!



※メニューに小倉トーストはありません。裏メニューです^^













いつしかお隣の女性とお子様はお帰りになり
母ちゃんは私達と後ろの男性藩士殿と厨房を
行ったり来たりしながら山ほどお話してくれました。
その内カップル(これまた藩士殿)がやってきて私達の隣に座り
当たり前のように小倉トーストを頼んでいました


母ちゃん、本当にお店やめちゃうの…?と聞くと
間髪おかずにうん、と答え話し始めた。

これから自分がやりたいこと、それに対する思い、
どうでしょうのこと(祭も含めて)
藩士のこと
お店のこと
人生のこと…
泣きながら笑いながらいっぱい聞いた。

思わず涙が出てしまうことが何度もあり
ボスも目を真っ赤にして聞いてました。
来る前はラディッシュの閉店がとても寂しく思えたけど
今は母ちゃんの次の目標を心から応援したくなりました!
さすがあの藤やんの母だよ。
とってもパワフルでエネルギッシュ。
「今」を生きてるんだけど
「現在」のことよりも2つも3つも先を見て動いてる。

ラディッシュはとても不思議な場所で
ただ単にどうでしょうの聖地ってだけじゃなくて
母ちゃんに心のエネルギーチャージをしてもらえるみたい…
母ちゃんの元気を分けてもらって
明日からまた頑張るぞ!って思えるような。

母ちゃんは話し終えると
「あんたも私と同じ年になるくらいまで生きなさい」
と言って笑った。

自分の生い立ちや娘のことが瞬時に頭を駆け巡り
「いろいろ、あった…」
と言いながらうっかり泣いてしまった。
母ちゃんは私の左頬を少し強く3回叩き、そのまま手を当てながら
「あぁ~たりまえだっ!
あたりまえっ!
いいか?みんなそうだ。
みんなそうだよ?」
と言った。
母ちゃんの右手を思わず上から握り締めた。
目を伏せていると私の目の前に顔を近づけて
さらに一言二言言い(内緒)、ぽんぽんと頭を2回撫でて再び厨房に戻っていった。

これを読みなさい、と言って母ちゃんから渡された本を





時ににやにやしながら
時にぐっと涙を堪えながら読む私。
「その本持って帰ってもいいよ?」
と”信用貸し”してくれました!!

話している途中思い出したように
「あんたたちあんまり遅くなってもいけないよなあ」
と母ちゃん。時計を見ると5時でした。
さっき来たばかりなのにもう2時間も過ぎたの?!
居心地よすぎて1日中でもいられる。
すると

「おにぎりとサンドウィッチ、どっちがいい?」

と聞く母ちゃん。感無量!!(T▽T)
母ちゃんがこうして遠方から来た藩士に
何かしら持たせていることは
大勢の藩士さんのブログなどで見たことがあったけど
まさか私達にも声をかけてくれるなんて…
「から揚げまた揚げたから
それおにぎりの中にぶち込んでやろっか♪」
と言って厨房に消え、ほどなくして
「今作ったばかりであったかいからフワッと閉じておいたよ?
キャラメルは途中で舐めて
のどを潤しながら行きなさい」
とキャラメルと飲み物までもたせてくれた(涙)

ボスは
”先にバイク取りに行ってくる。れいはここで待ってろ”
と一足お先に会計だけ済ませて出かけました。
ボスが留守にしている間も私は母ちゃんと
たくさんたくさんお話ししてたのですが
しまいには
「あいつどこまで行った?遅いな…」
と心配してくれました(確かにちょっと遅かった)。

母 「…どこ行った?どこまで行った??」
れ 「うーん… どっかや!」

と2人で爆笑しつつ話しながら待ちましたが、突然
「あんたたち結婚してるんだろう?」
と言うのでもちろん!と言いながら笑うと
「あいつはいい男だな? いい旦那だ。」
と。あらヤダ嬉しい母ちゃんのお墨付き!
私たちって夫婦に見えないのかな??
けっこういい年の仲良しカップルに見えたのか(爆)




帰る間際奥にいる藤村兄様と母ちゃんにごあいさつするボス。
一足遅れて私も小窓から手を伸ばして
「かぁちゃんおいしかったよ!!!(><)」
ともう一度言うと笑ってくれる母ちゃん。
そしてボスには真剣な顔で
「いいか?
絶対事故るなよ?
気をつけて行けよ?
約束だぞ?」
と一言。
ありがたいなぁ…(涙)



見えるお土産も見えないお土産も山ほどもらってお店を出た。
すると藤村兄様がお店の外に出てきて
「ちょっと待ってくださいね、
母ちゃんがお見送りしたいって言ってるので…」
ですって。


ですって!(泣)


外で出発準備をしているときに母ちゃんが出てきて





もう一度一緒に写真を撮りました。





母ちゃん、赤い姫だるまのTシャツよく似合ってたよ!





母ちゃんに見送られながらお店を後にし、高速に乗りました。
しばらくしてあることに気付いた私は
どうしても涙が堪えきれなくなって
ヘルメットの中が大変なことになってしまいました。

そう遅くならないうちに帰宅。





母ちゃんからお借りした本、箸袋、いただいたお名刺。
後ろの紙袋の中には





母ちゃんがフワッと閉じてくれた





大きなおにぎり(から揚げ2個ずつだ!)が4個と





キャラメルがいくつか。

帰り道気付いてしまった「とあること」を泣きながら報告し
一通り聞き終えるとボスはお風呂へ。





「千と千尋の神隠し」で
”お食べ、元気が出るようにまじないをかけて作ったから”
とハクが千に言い
千はわんわん声を上げて泣きながらおにぎりを食べるシーンがあったが





ボスが驚いてお風呂の戸を開けて様子を見るくらい





私は千に負けないくらい大きな声を上げて泣きながら





母ちゃんが作ってくれた”魔法のおにぎり”を食べた。





私も誰かをこんなに元気にさせるような
おいしいご飯を作れる人になりたいと思った。




母ちゃん、ありがとう。
本当においしかったよ。






心にも体にも
おいしかった。

コメント (6)
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