さて、悶々と自作CDIの耐圧不良について考えていたが、レギュレータをつけたら良いのでは無いかと思って、IGBTを使ってのレギュレータを考えてみた。
マルツに200Vのツェナーがあるので、コレを3直列して600Vの基準電位を作る。IGBTのVGSがあるので、おそらく出力のコンデンサは580V~590V程度に調整され、残りの電力はIGBTが熱にしてくれるハズ。
あだ、IGBTのアナログ的使い方は調べても無いので、危険かもしれない。MOSFETのほうが温度係数など考えると安心かもしれない。
C1やD1が沢山あるが気にしない。
倍波整流の回路は要らない用に思うが、アイドリングなど低回転での力強い点火のために必要なのかなと勝手に思って残すことにした。起電力が大きくなった時、ZNRがぶっ壊れるので、電圧制限をかけたいのでIGBTを使ったレギュレータをつけてみた。トランジスタやMOSFETでも良いだろうが、手持ちにIGBTがあるのでそれを使えないかと思った。
電圧によって倍波整流と半坡整流を切り替えるような装置をと思ったが、電力さえ問題なければリニアレギュレータで良いんじゃないかと思った次第。
一応今までの奴は、ワタシが作ってました、
壊れた時まこちに何気なく、作ってくれ〰(^_^)と言ったら、「いいよ〰。」と(笑
現在レギュレターに電解コンデンサー追加した仕様で乗ってもらってます。
まだ壊れたって聞いてませんが、雨続きで乗れてないかも。
そういうことですか。(^^)
ではでは、IGBTを使って制作するのなら、
ゲート、エミッタ間に過電圧保護を入れておいて下さい。
SCRが動作したときに、高電圧がかかる可能性があります。
負電圧保護ダイオードも入れた方がいいですね。
それとバイアス抵抗の5.1KΩは値が少し小さいと思います。
数十Vを超えるツェナー(正確にはアバランシェ)ダイオードは、漏れ電流がきわめて小さく、バイアス電流は極微小でかまいません。
そして定格電圧に達すると、アバランシェ効果で内部抵抗値はきわめて小さい優秀な特性を示します。
なのでIGBTが少々ありますが、使い所が無くて・・・
耐圧の確保が手っ取り早いですが、コイルの耐圧が心配なので余り電圧は上げないほうが信頼性が高くなっていいのではないかと思ってます。
ピックアップの温度特性は「味」ってやつですよ。冷えてたら調子が悪くて温まりすぎても調子が悪い、季節ごとに風情がでますなあ。。。ということにしておきたい次第。
倍圧整流は、それでコイルに問題が無ければ、やはりスパークが強くなるので捨てがたいですね。
一番手っ取り早いのは、やっぱり耐圧の確保だと思うけどなぁ・・・。(^^;)
それより気になるのは、ピックアップ波形による進角回路の温度特性がいいかげんなところですね。
でも、ここをいじろうとすると回転数毎のピックアップ波形やエンジン特性をみっちりデータ取りしなくちゃ設計できないから、まぁ、あきらめですかね。(爆)