日々の記録

ほどよく書いてきます。

疑似MPPTのトライ

2013年12月13日 01時03分56秒 | AVR MPPT

最近マイコンに少々慣れてきたので実用的な工作をしようかと思う次第。車がアイドリングストップするので、駐車している間に太陽電池から鉛電池へと充電してやろうとおもうわけです。はい。

真のMPPTは太陽電池の電圧と流れる電流を測定し、取り出せる電力が最大になるように制御をするのだが、ハイサイドの電流センサが面倒くさいから、電圧ベースで制御してやろうと思う。

太陽電池は開放電圧の80%程度の電圧(トラ技によると77%ほど)で使ってやるとまあ大体最大電力ポイントになるようだ。アルゴリズムはシンプル。

 

太陽電圧の開放電圧を測定→開放電圧の80%になるようにPWMのDutyを制御(Duty比が安定する程度にここでサイクルを回す)→一定時間待つ→初めに戻る

 

80%の計算だが、浮動小数点は演算が重いので、整数での演算とする。以下のような感じ。

目標値=ADC値 - ADC値÷5

外にも演算方法いろいろあるとおもうけど。4倍して5で割るとかね。78%狙うなら39倍して50で割るなど。整数演算16ビットに収まればまあいいでしょう。

 

ADCをして目標値との乖離を測定し、乖離があればPWMのDuty比を変更していく。

 

夜暗くなったときなどに動作に支障を来たさないようにリセットICを入れる必要があるな。

 

ちょっと週末がんばってみようかな。

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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Unknown (いち)
2013-12-13 23:45:07
なるほど、入射エネルギー密度、ジャンクション温度が刻々変化しても、固定係数でまぁまぁの効率点が出せそうな気がします。
私も太陽電池からのバッテリー蓄電でインバーターを使えるようにしているんで、今度その方式で簡易MPPTを組んでみようかと思います。

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Unknown (まこち)
2013-12-17 00:02:48
そうなんです。固定係数でほどよい性能が出せるような書き方してますね、トラ技の2005年9月号。わざわざ中古買いましたとも。

いっちーの太陽電池システムって結構規模大きいですよね?それとも、比較的小型のものが並列運用されているとか?

私はむかーしいっちーにもらったフィルム太陽電池を活用しようかと思ってます。アモルファスシリコンの場合は68%くらいがピークパワーって書いてあるのでその辺、結晶系太陽電池の違いを確認もしないと。
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ソーラー電源設備 (いち)
2013-12-17 03:34:37
昔、家からかなり離れた場所の月極ガレージでバイク整備していたので、コンプレッサーが使えるように、1.5KVAのインバーターと40Ahバッテリー10個並列で使っていました。
今はその時のガレージを解約して、新しく家の道路向かいのガレージを借りて設備を移設しましたが、そこでは整備していないので、バッテリーは3個にしてあります。
週に一回程度の作業なら、太陽電池は50W程度あれば足りてしまうようです。
太陽電池は他に100W2枚、50W6枚を持っていて、自宅の屋根に設置して事務所の電気の節約でもしてみようかと計画していますが、大容量のバッテリーをどうしようかという問題で計画が止まっています。(笑)
まこちも月極ガレージを借りてインバーターを設置すれば、バイク整備ができまっせぇ。(^o^)
使う予定のない1.2KWの疑似正弦波インバータが余っているのだが・・・ボソッ。
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