in the wind

太陽の下で爽やかな風に吹かれながら、植木(庭木)の整枝をする時が一番気持ち良い今日この頃です。

「正解のない世界に耐える」ことであり・・・

2008-02-20 | Weblog
「正解の無い世界に耐える」ということであり、ビターチョコレートのように苦みばしった大人の態度なのだ・・・・
という表紙のことばに反応してしまいました。
東郷雄二 著 打たれ強くなるための読書術 筑摩書房 ISBN978-4-480-06410-3 を購入しました。

本書によると、知的に打たれ弱い症候群とは、すぐに回答をほしがる、どこかに正解がひとつあると信じている、解答に至る道をひとつみつけたらそれで満足してしまう。問題を解くのは得意でも問題を発見するのが不得手である。自分の考えを人に論理的に述べる言語能力が不足している。という症例があるそうで、最近増えている。

普段正解の無い世界を行ったりきたりしています、ちなみにこれを我々は「禅問答」と称してしていましたが、まさに、自分のための読書術という風に思いました。

はじめにのページに重要なことは第8章にかいてあるとあるのでそこから読み始めました。
私も歳も歳ですから、大人であったのか、記載されていることは、「ごもっとも」、「そのとおり」という感じでした。

でもマア、苦みばしった大人のビターな・・・という表現が心地よく、正解のない世界という言葉にも共感できました。同じ考えでも、体系的に整理されており、その面で有用な本だと思いました。
コメント
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