厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

雪景色。そして「どうにもとまらない」

2022-02-05 09:17:04 | 日記
夜中に雪が降った。今午前9時過ぎだが、まだちらちら、ぱらぱら降っている。

夜になるともっと降るようだ。

息子も今朝は四駆のCX-5で出かけた。

昼は友人が誘っているので彼の車でランチに出かける予定。もうひとり参加するかも。

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英語をブラッシュアップするためにいろいろと動画を見ている。

漫然と見てもどうかなと思ったので、漠然とテーマを絞っている。今のところ。

一つはキャンピングカーでアメリカ国内を旅する人たちの動画。これについては既に紹介した。

もう一つはアメリカの悪化する住環境、ホームレス人口の上昇などを扱う社会派の動画。

例えばこんな動画を見たりしている。


Here's Memphis, Tennessee: The Poorest, Most Dangerous Place in the South 



Are Puerto Ricans being pushed out? 



Why Companies are Leaving California for Texas 



Paradise? The Realities of Life in Hawaii (Real Talk) 



プエルトリコやハワイでは、アメリカ本土の金持ちの白人(プエルトリコでは gringo、グリンゴと呼ばれる)が、風光明媚な環境や、安い税金に誘われて、土地や家を買い漁るため地価が上昇している。その結果、元からいた住民が家を失うという残念な現象が起きている。

アメリカは先進国の中では唯一人口が増えている。これが羨ましがれることもあるが、こういう(暗い)側面もあるのだ。

方や日本ではホームレスの人々ではなく、人レスの家々、つまり空き家が絶讃増殖中だ。

そう言えば今から10年ちょっと昔は、銀座から日本橋に向かって昭和通りを歩いていると、ホームレスをちらほらと見かけた。今はどこにもいない。

Uターンして今住んでいる地方都市も、20年ほど昔は橋の下に住んでいた人がいた。今はいない。

皆どこにいったのだろう?

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今日学んだ英語:

to wing it 準備なしにやること。即興。こちらの動画の6.03あたりで使われている。ハワイに来る人の中には、事前にお金を貯めて準備してくる人もいれば、ここにあるように "And I am sure that there are people who just show up and wing it." と言われる人もいる。「なんの準備もなく突然やってきて、なんとかする」という意味だろう。

Should YOU Move to Hawaii? Advice From Someone Who Moved Back


今日学んだ英単語をもうひとつ。

sedentary 動かない。座ったまま。というような意味。アメリカインディアンのNachez族は放牧ではなく sedentary 、つまり定着型部族であった、というように使うらしい。Macmillan Contemporary Disctionary の定義は次の通り:

1. involving or engaging in little or no physical exercise, activity, or movement: a sedentary life.  2. (of certain water animals, as barnacles) attached to one place or surface; not free-swimming.  3. remaining in one area; not migratory: sedentary birds.

研究社新英和大辞典では:座っている;座りがちの,座って仕事をする,座業をする,座業から生じる、等。以下省略

座業と言えば、江戸時代以前の日本の職人の仕事は座業が多かった。今でも、団扇、刀、竹細工を作る人は座ったままだ。他にも櫛とか筆とか、伝統的な日本の工芸品を作る職人は座業が多い。これを見て西洋人などは「腰を痛めないのか?」と仰天するらしい。

sedentary Japanese people はまだまだいる。

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結構タイプミスをしている。今、直した。

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ランチは友人二人でうどん屋に行った。私は味噌煮込みうどんだ。これが一番おいしいというか、満足する。次がかつやのカツ丼かな。

自分で作るゴルゴンゾーラスパゲッティもうまい。

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帰宅途中にスーパーFに寄って買い物をした。今日から明日にかけて雪のようだし、既に結構寒いし。ということで鍋にすることにした。お手頃の牛肉があったのでしゃぶしゃぶにする。

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引き続き英語のユーチューブ動画を視聴。

ランチのときに、今英語の勉強をしている、と行ったら高校時代からの友人が今更?と言ってきた。英語は私の商売道具の一つなのでそう聞いたのだろう。

「やればやるほど足りないところが出てくるのよ」と格好いいことを言っておいた。

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もう一つ面白い英語熟語を学んだ。

double down on ...

これは研究社の辞書にもランダムハウスにも載っていない。しかし Cambridge のには載っている。

to continue to do something in an even more determined way than before 

という意味だ。もう止めるに止められないので、どんどんやる、という意味だろう。間違った方針でも、ここまで進んできたので、もう変更できない。もっとやるぞ、ということ。

「どうにもとまらない」と言ってもいいだろう。

山本リンダ - どうにもとまらない 



この表現を拾ったのはこちらの動画。


G4TV Vice President tells conservative fans to get F***ED! Agrees 100% with Frosk and Adam Sessler!


3:59 と 4:17 に出てきます。

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今日は最後にアメリカの肥満を取り扱ったこんな動画を見ました。

USA's Obesity Epidemic: Heart Attack Grills, Fat Camps and Plus-Size Beauty Pageants | Documentary 



36:16 あたりから肥満を誇りに思う女性たちの話が出てきます。

自分たちはあるがままでいいのよ、という、日本的に言えば「開き直り」の女性達です。渡辺直美が出てくるのではとひやひやしました。

"as we are" がいいのよ、というのがもっともらしい主張ですが、素朴に思ったのが、今の「肥満体型」が本当にあなたの "as you are" なの?という疑問。

インフルエンサーとして紹介されている女性は黒人なのだが、彼女の祖先は決してこんなに太ってはいなかったはず。実際、第2次世界対戦が終わるまで、アラスカ原住民であれ、ハワイやタヒチの島民であれ、メキシコの土着民族であれ、誰も太ってなどはいなかった。そんなのは昔の写真を見れば一目瞭然だ。

これらの人々が太ってきた唯一の原因はアメリカ資本がもたらしたジャンクフード。そして彼らの自制心のなさ。これしかない。

つまり彼女が言っている "as we are "というのはアメリカ資本がもたらした圧倒的な「ジャンクフード」の結果なのだ。

そのことを微塵も感じさせない彼女たちの主張はなかなか興味深い。

ところでアメリカのジャンクフードは世界を席巻し、おかげでコカ・コーラやマクドナルドの株価は順調に上昇してきた。特にそれまで甘いものがあまりなかったアフリカ、離島、北国、そしてラテンアメリカの原住民らがあっと言う間に取り込まれてしまった。

その点、日本、韓国、ベトナム、タイ、ビルマ、インドなどのアジア諸国はこれに毒されずよく体型を保ったものだ。

中国はちょっと怪しいけど。