厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

「追われ追われ階段」を登りきった今。

2024-12-05 11:26:13 | 日記
11月はお客からの問い合わせが一件あったが、基本的に仕事はゼロだった。

今月は問い合わせすらないと思う。

人生これまでいつも何かに追われる生活だった。

幼稚園からずっと大学までは、学校とか宿題とか受験とかに追われていた。

会社に入ればもちろん仕事に追われた。

脱サラしたらしたで、当然自分で仕事を全部取りに行かなければならない。そのため、もらった仕事はサラリーマン時代以上に完璧にこなさなければならない。

結婚生活や育児生活も、相手があることだ。なので何かには追われている。

そういう「追われ追われ階段」を70歳近くまでずっと登ってきた。

それが終わった。もう登りきった。

何かに追われることはもうない。今日すべき仕事というものはなくなった。

今日の予定に気が乗らなければ明日に伸ばせばいい。

誰もそれに文句など言わない。

procrastination が全面的にOKになった。というかもう procrastination という概念すら自分の生活からはなくなった。

「追われ追われ階段」の登り切ると、そこは広々とした平原。

plateau だ。

もう登らなければならない階段はない。

平原にも高台はあるし、遠いところには山も見える。

そこに行って登ってもいいし、別に登らなくてもいい。勝手気ままにぶらぶらしてもいいのだ。

そんな生活が始まった。

そのうち飽きるかもしれないが、しばらくはこの解放感を楽しみたい。

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昨日の夜は中学時代の同級生仲間が10人ほど集まった。

場所は歩いて40分ほどの町中華。中国人がやっている。

半分以上の人がまさに50年ぶりの再会だ。いずれも面影が残っていた。誰かすぐ分かった。

料理は美味しかったし、話も楽しくて、こういう同窓会もいいな、と改めて思った。

女性軍も元気だった。

なんのしがらみもなく馬鹿話をしたり、貴重な情報交換をした充実した一時だった。

この中華店も久しぶりだった。20年ほど昔、時々寄っていた。その頃とはオーナーが変わっていたが、料理はおいしくなっていた。

これからはちょくちょく寄ってみようと思う。

ちょうどバス停の前なので行きやすい。例の100円バスチケットを使えば、安く通えるな。

バスチケットだが、一回1枚、つまり100円しか使えないと思っていた。

乗車料が300円だと、200円は現金で払う必要がある。

しかし利用条件をよく読むと、なんと土曜祝日は2枚使えるとある。

自宅の最寄りのバス停からこの店のバス停まではおそらく片道200円程度なので、片道2枚、往復4枚使えば、ただで行き来できることになる。

バスチケットの価値がぐっと上がったね。

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今日はジムニーの1年点検。今、販売店の工場に持ち込み代車で帰ってきた。

代車はダイハツのミラ。オートマだ。

久しぶりのオートマなので最初はぎごちない運転になった。

しかしクラッチはないしギアチェンジもないので簡単だ。当たり前だが。

吹けば飛ぶような軽自動車でも快適に移動できる。

ただ30分ちかく運転していて思ったのは、こういう自動車に載っているとボケてしまうだろうな、ということだ。

クラッチ操作やギアチェンジもないので、常に車のスピードやエンジンの音に気をつける必要はない。このカーブはこのまま3速で曲がれるか、クラッチを切って2速に落としたほうが確実だ、とか気を回す必要もない。

漫然と運転ができる。でもこれが怖い。

やはり免許返上まではマニュアルで行くのがベストだな、と再認識した。

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今日はこのまえ東京でご馳走になったお客の弁護士先生からのお歳暮の礼状を出さないといけない。

別に追われている訳ではない。もう仕事をもらう必要もないので、放っておいてもいい。しかし流石にそこは礼儀というものがあるので。

後は今日の予定はない。天気がいいので庭仕事を少しするか。

そうそう。ゴム手袋を買わないといけない。

左手の人差し指の痛みとは別に、右手の人差し指があかぎれっぽくなってきた。これは風呂の浴槽を洗剤を使って洗うときに素手でスポンジを使っていることが原因かな、と思い当たったので、試しにゴム手袋を使ってみることにした。

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お昼は kikkoman の「もやしのにんにく醤油炒め」というそうざいの素をつかって豚肉ともやしを片付けた。

糖質制限中なのでご飯はなし。