久々のリフロー。（Fujitsu LIFEBOOK PH520/1A その２）

いつやっても緊張する～。

先日復活したPH520/1A。我が家にはもう一台あって、こちらもボタン電池の電圧がほぼ0Vで起動せず。
そこでボタン電池を交換したところ、起動はしたものの、終了時に画面がおかしくなり、そのままフリーズ。
「これって、もしかしてチップセットのハンダがクラックしかけてるのでは？」

よ～し、それではやってみますか、リフローを。

まずは、PCを分解し、本体からマザーボードを取り出します。
次に、ポリイミドテープでマザーボード上のチップセット周りの部品を保護します。



次に、アルミホイルでマザーボードをぐるぐる巻きにして、チップセットの部分だけを切り取ります。



あとは、リフロー。
本来であればヒートガンを使って、屋外で行いますが、今回は時刻が23時30分過ぎてましたので、玄関で実施することに。
手順としては以下のとおり。
１．プレヒートとして、マザーボード全体を緩い熱風で温めます。
２．次に、強めの熱風を出し、ヒートガンの吹き出し口をチップセットに近づけます。時間にして、35～45秒くらい。
　PH520/1Aには、炙るチップが二つありますので、それぞれ35～45秒ほど熱風をあびせます。
３．その後、吹き出し口をチップから離しつつ、緩い熱風で全体を温めます。
４．ヒートガンを止め、マザーボードを冷まします。20～30分くらい放置すればよいでしょう。それまで触っちゃダメ。

完全にマザーボードが冷えたら、アルミホイルとポリイミドテープをはがし、PCを組み立て。
不安だけど、電源ON・・・無事に起動できました。

ただいま、Windows7のリカバリディスクを作成中です（一度も作成しないまま、起動できなくなって、困ってました）が、特に変な挙動はないですね。
しばらく使ってみて、様子を見ることにします。
・・・そんなに使うかなぁ・・・？

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