ペガサスの挑戦は続く♪

ハセツネCup 黙示録!

とれ~るランナー ペガサスで~す♪

 

10月13日(日)に、ハセツネCup71.5kmに参加して来ました。

初ハセツネCupに出る為、3月のハセツネ30kで優先枠を確保し、

クリック合戦をする事なく、本戦出場を得ました。

▼着替え休憩場所として大きく3カ所に分けられます。

 

知ってる方も多いと思いますが、エイドが無いんです(;^_^A

ハセツネCupでは、水分はもちろんの事、行動食と自分が

必要と思われるモノは全部持って走らなければいけません。

▼今回の持ち物(水分以外)は・・・(;^_^A

エネもち10個、ジェル13個、アミノ顆粒10個と水に溶かすパラチノース8個!

摂取タイミングは、最初1時間経過後からエネもち・ジェルと30分間隔で摂取する。

▼上記のモノを入れるモノ!

ナイキのウエストバックに、アミノ顆粒とヘッドランプと携帯電話!

名の無いマルチポケットパンツにジェル関係!

サロモンの10リットルザックに、水分3リットルと防寒着と残りのジェルにストック!

 

出発前日に準備品を用意していた時は、ヘッドランプ2個だけの予定でした。

ハセツネCupのスタートは13時からなので、完全なる夜間トレイルになります。

▼ラン友さんと準備品の確認をしてる時、腰にも必要とアドバイスを頂く。

▼持っているヘッドランプをチョイ加工してウエストバックに取り付けです☆彡

たしか、Energlzerの200lmのヘッドランプ!

切り替えは、ハイ・スポット・ローの3段階で

各段階の明るさは不明www

▼あと2個のヘッドランプ!

BlackDiamondのスポット400-Rの400lm、重さ73gです。

照度を調節しながら約8時間は使いたいです。

PETZL BINDI E102AAの200lm、重さ35gです。

こちらを最初に使い、3時間~4時間ぐらい使いたいです。

暗くなるのが17時ごろとして、最大翌朝の5時まで使うとしたら、

約10時間はヘッドランプを使うと思います。

ラン友さんの去年のゴールタイムが約13時間弱、

ペガサスは余分に掛かると思い、約16時間でゴール予定!

なので、ヘッドランプは10時間以上使う予定になりますね。

使う場面はこの後説明します。

 

▼ハセツネCup71.5km赤色とハセツネ30k青色のコース!

30kと比べると全然コース長が違う事がわかります。

▼コース高低図を見ると、ピークが3つあります。

 

前日まで目標値を決めていなかったので、行動食の取り方取る時間を決めながら

コースの攻め方、目標時間を決めました。

エイドが無いのと、初めてのコースなので、距離を基準に決めるのと、

実際に走ってる時間で摂取タイミングを変更することにした。

 

全体としての攻め方は4つにわけて決めました。

▼第1ステージは、スタート~浅間峠まで!

ラン友さんのタイム(3時間半)を基に、4時間と決める。

水分は1.5リットル/3リットル中、ここまで持つか?確認が必要ですね。

▼第2ステージは、三頭山までと月夜見山エイド!

中間位置にあるボス山三頭山まで、スタートから約7時間!

水分は残り500ml以上あれば、唯一のエイド月夜見山まで持ちます。

月夜見山までスタートから約8時間!

▼第3ステージは、大岳山山荘まで!

月夜見山からラスボス二つあり(;^_^A

御前山キツソ~、大岳山さえ登ってしまえば・・・???

スタートから13時間の予定!

▼第4ステージは、フィニッシュまで!

大きな登り返しが無い分、楽に見えるが脚が残っているか?

最後まで走り切れるか??

水分が足りるか???

残り時間3時間で制覇したい☆彡

 

こんな感じギリギリで目標を決めて、スタートラインへ立つ♪

 

スタートまで長かったねぇ~(^▽^;)

 

スタート順は、エリート・A・B・C・D・E・Fになっており、

ITRAのパフォーマンスインデックスを基準にペガサスはAブロックでした。

 

はい、スタートです(^_^;)

五日市中学校をスタートして、街中を走り一旦シングルトラックに入ります。

事前にYouTube確認したら渋滞になると思っていたら、

渋滞にならず少しペースが遅くなるがジョグで進みます。

新多摩変電所の所へ出ると道が開けるので、追い抜きが出来ると

YouTubeで云っていたけど、追い抜きされる?場所でした(^▽^;)

その後、今熊山へ登って行くが・・・トイレ行きたいwww

スタート前からトイレ混雑してたのでガマンしてました。

なんとか今熊山の神社でトイレを済ませる(トイレ待ちゼロ)

ここで、30分ぐらいのトイレ待ちとYouTubeで云っていたけどね(笑)

ここまで47分!

この時は時間を確認してませんが、体調も脚も順調順調☆彡

まだ始まったばかりです、第1ステージの中間地点の市道山目指します。

目指すけど、距離感が全然わからんし、前の人に付いて行くだけ(;^_^A

ペース配分がわからん、登り遅い、降り遅い、でも尾根は速い(^_^;)

抜くに抜けん、ここは体力温存ペースに頭を切り替える。

市道山に到着です、時間は2時間でした。

第1関門の浅間峠までの半分ですから予定通りかな?

行動食もスタートから1時間でエネもち1個、その後30分間隔で

ジェル1個、エネもち1個と順調に行動食を摂取してました。

市道山~醍醐丸地点まで尾根を走る感じで少しペース速くなる。

YouTubeで、醍醐丸では応援がスゴイと云っていたけど、

マジすごかったよ(笑)

ここから?

記憶が??

あまり無い???

今ブログを書いていても、記憶が蘇る事が無かった(^▽^;)

ただ記憶にあるのが、行動食を歩きながら走りながら

摂る事が出来なくなり、立ち止まり摂取していました。

時には地べたに座り、時には折れた木に座りながら!

 

そして、暗くなってきたので、お腹のライトを付けます。

 

記憶が無いので、浅間峠まで飛ばします(笑)

 

浅間峠近くになって、水分を確認します。

最初はハイドレのみ飲んで、胸のフラスコは

ハイドレが無くなってからと決めていました。

たぶん、残り500ml近くは残っていたと思います。

浅間峠到着時間;4時間20分ぐらいでした。

ま、予定通りです。

ここでトイレ待ちが発生します。

スタッフが「男性も座っておしっこしてください」

「男性もすわしょん、お願いします」と!

自分の番が来たので、簡易トイレに入ります。

汚れています、汚いです(^▽^;)

 

ペガサスは事前にハセツネHPで見ています。

▼スタッフが簡易トイレ運ぶ!

こんなの見たら・・・汚すか~(--〆)

山への環境考えたら、トイレ使用後の点検をして、汚した人は即失格にすべき!

事務局側はトイレ問題へ真摯に対応してるのに~!

書いていて、ムチャクチャ腹が立ってきたよ!

 

まずは便器を備え付けのロールでふき取り、使用後もふき取ります。

終わった後は、スタッフへ「ありがとうございました」

 

その後、行動食を取り出しやすいように後ろポケットから前ポケットへ入れます。

ライトを準備して、ストック出して、30分ぐらい滞在して出発です。

次は三頭山まで3時間の旅です。

ここからも記憶が無いんです(;^_^A

なんせ夜間トレイルなので、周りも見えない、登った先も見えない、

前後に選手が居るけど、平坦になると居なくなり、登りで前に居るって感じです。

休憩してると、5~6人の集団で走っているのが多かったです。

 

だんだんと行動食が摂れなくなってきました(;^_^A

水分3リットルも全部パラチノースなので、味変したくなってきました。

どこら辺か?わからないけど、ベンチがあったのでロング休憩します。

そこに居た人達と話しをすると、このペースで15~16時間ぐらいと聞き、

ペース遅いかなぁ~っと思っていたけど、ちょーどいい感じと安心します♪

10分以上休憩して進みますが、その後も休憩が多くなってきました(;^_^A

 

標高が1400m越えた辺りから、あくびが多くなり、

踏み込んで登った時に頭の中が白くなり、酸欠状態でふらつく?

ヤバいよ、ヤバいよ!

高山病発症か??

ヤバい、ヤバい、ヤバ過ぎます!

ここで休憩すればよかったが、三頭山を越えれば降りになる。

降れば高山病も和らぐし、調子が戻る!

1420m!

1430m!

ぜぇい、はぁ~、ぜぇい、はぁ~!

大きく呼吸をして、大きく呼吸をして?

ダメだぁ~、ふらつくぅ~(^_^;)

1460m?

三頭山は何メートルあるんだぁ~??

追い抜かれる時に聞きますが?

1500mぐらいだったと~?

もう少しですよぉ~??

正確にわからん(^_^;)

1500m???

なんか上から声が聞こえます?

たぶん山頂ですって云ってるかも??

こんな所で大声で声を出す人はスタッフだけですwww

声は聞こえど、姿が見えず!

1520m?

だんだんと声が近づいています。

何とか、三頭山の山頂石碑に到着です。

スタートして約8時間です。

遅くなったけど、ダイジョブ♪

ここで休憩したいけど、体調戻すには降るが先決です。

ここで休憩無しで降ったのが・・・命取りになるとは(^▽^;)

 

降って行くと調子が良くなってくるのがわかります。

降るスピードが遅いので、いい気になって抜きます♪

どんどんスピード上げます☆彡

 

急に?

急に、嘔吐したくなりました。ヤバすぎ!

立ち止まります!

動けません!

登り返しがあります!

登れません!

一歩一歩登りますが、登れません!

 

嘔吐してると、女性だけが声を掛けてくれます♪

月夜見山エイドまでの距離を聞きますが、

避難小屋から7kmと聞いていましたとか、

山頂から7kmとか、あいまいな返事しかありません。

「ありがとう、がんばります」としか答えれません。

苦しい区間でした。

にがい区間でした。

呼吸が苦しくて、動けば吐きそうです。

マジ歩けませんでした。

胃の中はカラッポで、出るモノもありません。

このまま終わるのか?

リタイヤ考えました。

実は、IRONMANレース後、抜け殻状態でした。

身体が調子が悪いって事では無く、

やる気、目指すものを失ってました。

またミドルレースでリタイヤか??

これじゃ~、去年の奧三河パワートレイルと同じだ!

あの時、どんだけ悔し涙を流したんだよ。

三頭山手前でロング休憩すれば、

体力も時間も戻ったハズだ!

ここでロング休憩するか?

もうこんな状態なので、ロング休憩しても遅い!

ここで防寒着の上を着て考えます。

何を考えたかと云うと、どうやってエイドまで進むか?

携帯電話はある、大会事務局に電話するか?

道に迷ったわけでもなく、コース上に居ます。

 

出るモノが無いので、苦しいです(;^_^A

なんか?道路標識が見えるぞ??

道路に出ました。

コースよくわからず進むと、

「ここからトレイルに入りま~す」と、

「エイドまでどのくらいですか?」と聞くと、

「800mぐらいですよ」と、

もう無理!

動けない!

大会事務局に電話しようとしたら、そこのスタッフが、

「このまま道路を進むとエイドになります」

「その代わり、ここでDNFでいいですか?」と、

キツイけど、道路を使ってエイドまで何とか進みます。

 

ここで、思い出します。

「トレイルはケガをせずに自分の脚で帰って来る、

ゴールするレースだと!」

リタイヤ出来る場所まで、絶対に歩くんだと!

進まない脚で一歩一歩歩みを止めません。

エイドの光が見えて来ました。

ちょっとコースを外れたけど、

自分の脚で帰って来ました。

リタイヤを告げます、悔しいです。

抜け殻状態が恥ずかしい、

大会事務局に対して恥ずかしいです。

 

あとから確認すると、三頭山から月夜見山まで約6km!

時間にして2時間近く掛りました。

 

フィニッシュ会場までバスで移動しましたが、

まだ体調が悪いので、夜中の1時過ぎから朝の6時まで

ぐっすりと寝させてもらいました。

▼お陰で体調も戻り、ゴール会場を見ると?

続々とゴールする人達が居ます。

制限時間までまだ6時間以上あります。

三頭山手前で休憩してたら、

いやもっと手前の浅間峠で休憩していたら、

フラフラで歩いている時も、横の草むらで横になってる人が

何人も居ました。

ペガサスも一緒になって横になっていたら・・・???

もっとゴールへの執着心があれば・・・???

救護室の人達は、夜通し看病してくれていました。

救護室の人達にお礼の挨拶をした時、

「今は来年参加したくない」と伝えると、

「絶対に来てくださいよ、でも救護室には来ないでね!」って、

恥ずかしいけど、みんなの前で涙が出て笑われました(;^_^A

 

▼やっぱ来年はここをくぐる為に来ます♪

コメント一覧

pegasus
わびすけさん、ありがとうございます。
ほんとに好きでやってるので、失敗を恐れず挑戦ですね♪
目標は100マイルですが、しばらくはこのミドルクラスを何回も何回も挑戦していきます☆彡
わびすけ
ペガサスさん、こんにちは
お疲れ様でした。ゆっくり休んでリフレッシュしてください。
私はハセツネ5回出場してますが、毎回トラブルありました!転倒でペットボトル谷底へ落下。ジェルを大半落とす。10km付近でハイドレ破裂(残り水分200mlぐらい)…それでも何とかゴール出来ました。今は100km~100mileのレースに出てますが、毎回何かしら体調に異変があり、試行錯誤しています。
ペガサスさんも場数踏んで、色々試していけば、だんだん体が適応してきますヨ!あきらめずにまた来年忘れ物を取りに行ってください。今度はスタッフの方に完走のお礼の挨拶出来るといいですネ♪お互い好きでやってる事ですし、失敗しても楽しんで挑戦していきましょう♪
pegasus
>ゴンゾー さんへ
気にかけてくれてありがとうございました。
もっとゴールへの執着心があれば、もっと早く休憩していれば、タラればですが、来年はゴールしたいと思ってます。
久々に、一緒に参加しませんか?
3つのボス山制覇したいです。
ゴンゾー
お疲れ様でした。
ランナーズアップデートを確認してましたが、第二関門から消えていたので心配してました。
とても苦しいレースだったようですが、無事生還されてよかったです。
三頭山から下ってからの登り返しはけっこうきつくて長いです。
ロードを歩いて正解だったと思います。
また来年挑戦してください、私もまたここに行きたくなりました。
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