ニャー！

エンジンルームに、
猫がいるみたいなんです・・
という話はよく聞きます。
ミャーミャー音がすると、
いうような話。
昨日、ガレージの入り口辺りで、
ＯさんのデルタEVOを駐車されていた。
お昼くらいから来ていて、作業をするとかで、
２、３時間停まったままでした。
「猫がいるみたいなんです」としきりに覗いている。
まさか・・と思ったけれども、本人は必死な様子。
試しにと思いヤマザキが「ニャー」と大きな声で鳴いてみたら、
エンジンルームから「ニャー」と返事がかえってきた。
たまたま４、５人お客さまもいて「猫がいる！！」と皆が反応。
猫の声がするまで、誰も信用していなかったのです。

だけどデルタのエンジンルームの一体どこに？？
懐中電灯で照らしても、何だか見えない。
「ジャッキアップしたら・・」ということになり、
車を上げて下から照らしたら「いました！」との返事。
光に驚いたのか、エンジンのすき間から子猫が出てきました。
そう、狭いエンジンの間から顔が変形するような勢いで、
茶色の猫がよじ登ってきたのですが、何だか怖かった・・。
まるで違う生物が出現してしまったような錯覚に。
呆気にとられていると、車から飛び降りて、
何とガレージの中に一目散に走っていきました。
ああーーどうしよう・・・・！？

生後１ヶ月くらいの雰囲気なので体が小さい。
だからすき間のどこにでも入ってしまう。
追いかけたら、旋盤後ろ側の切子だらけの場所やら、
コンプレッサーの裏など、どんどん移動してしまう。
気づいたら、ガレージの中はほんの少しのすき間があって、
１周つながっているのでした。
だから、全く捕獲することなんてムリ。
追いかけまわされたら、とうとう泣き声もしなくなってしまった。
仕方なく、置き去りにしたまま会社を後にした。

今日になって、どこかに挟まって動けなくなっていたので、
捕獲をしてくれた。
でも、ネコなんて飼ったことがないし、どうしよう・・。
知り合いの大川さんが来てくれて、一緒に買い物。
キャットフードや下に敷くシートを購入。
ケージは高いとのことだったので、ガレージにあった、
スーパーのカゴにフタをつけてもらった。
エサをやったら落ち着いたようで、大人しくなった。
でも、この先どうしたら良いだろう！？