主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2014-01-11 11:16:16 | 読書
まずは。
拍手コメントから新年のご挨拶をくださったSさん
こちらこそ本年もどうぞよろしくお願いします
ここ数日、急に冷え込みましたが、大丈夫ですか??
私は着る毛布と一体化してます。


三崎亜記著 絵=べつやくれい『ミサキア記のタダシガ記』
同じ作家さんでも小説とエッセイで好みかどうか変わってきますよね。
好きな作家さんでも小説は好きだけどエッセイは好みではないとか、エッセイは好きだけど小説は好きではないとか。
三崎さんのエッセイは初めて読みましたが、この方は珍しくどちらも好みでしたね。
2/3は雑誌に掲載された物、1/3弱がご自身のツイッターからの抜粋、残りが新規書き下ろしでした。
ツブヤ記の部分も面白かったので、「これはフォローせねば!」と思いつつ、この更新まで忘れてました。
べつやくれいさんのカットもなんとも可笑味があって、よろしかったです。

ちょっと関係ないですが、作家さんのテレビでの顔出しって本人にとってどうなんですかね。
某委員会に出てくる(やしきさんのご冥福をお祈り申し上げます)、某作家さん。
最近作品が話題だったので読んでみようかと思っていたのですが、ご本人の話しぶりを見ていると、なんか読みたくなくなった・・・。
それこそ上のエッセイと小説は違うというように、小説と私的意見は違うって割り切って読めばいいのだろうけど。


中村うさぎ、三浦しをん著『女子漂流 ーうさぎとしをんのないしょのはなしー』
抱腹絶倒の対談集。
まえがきがしをんさん、あとがきをうさぎさんが書かれています。
まえがきという最初の最初から、熱い思いがほとばしっています。
とにかく熱い本です。
女子について、まさに赤裸々に語っています。
男性が読んだら、女性不信になってしまうかも???


阿部智里著『烏は主を選ばない』
ちょうど1年前に読んだ『烏に単は似合わない』の続編。
ファンタジーワールドを舞台にした王朝絵巻という前作から、今度はちょうどその頃の皇太子側の話。
権謀術策うずまく権力争いがメインとなって、前作とは雰囲気が異なっています。
正直可もなく不可もなくと言う作品。
が、この人の次の作品が出たなら、読んでみようと思うくらいには、何か惹かれる物がある。


本格ミステリ作家クラブ著『ミステリ・オールスターズ』
28人の作家によるミステリー短編の競演。
なにやら豪華な感じがしますが。
うーん、うーん。
前半読んだ所でねーーー。
どれを読んでも慌ただしいという印象しか受けなかったのですよ。
短いページ数で「事件が起きて謎解き」がとにかくなされた、って感じ。
(北村さんのは「乱歩の『二銭銅貨』未読の方注意。内容をお忘れの方には理解できない部分がありますので、可能なら再読の上~~」になっていたから読んでない。覚えていないんだもん。)
中盤は、「まあ、それなりに」(なんという上から目線)と思える物もちらほら。
最後のリレー小説は、一人当たりが短くて、私には個性が掴めなかった!
こういうのって、話の筋はどなたかが決めるのですかね。
コメント (2)
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