今季最初のレッスンは例年通り
熊本県K工業高校の修学旅行生370名でした。
ただ例年は人口降雪機が稼働する熊の湯で行っていたのですが
今季の横手山スキー場はもう天然雪がたっぷり40㎝あって、標高1700mから
2300mの山頂までの3本のリフトのうち第1と第2がすでに運行していますので
最初からこちらでのレッスンになりました。
1日目:曇り時々晴れ後雪
2日目:曇り時々晴れ
今どきの山の天気予報は、主体の中に
も混在する
正直、どうとでも受け取れるはっきりしない日が多く
実際は出たとこ勝負で一喜一憂することになりますが
事前の予報の割には良い天気でした。
担当したのは男子9名の初心者班。
特別に運動が苦手な生徒さんは一人もいなく
1日目夜間の積雪が10㎝程度あったこともあり、2日目は
最高のゲレンデコンディションとなったので、午後には
2000mまで上り中級バーンを下りる第2リフトに乗せてあげました。
ただ1本下った後で全員に訊いたところ、ほとんどがコケたここは
もういいので、第1初級バーンを気持ち良く滑りたいとのこと。
この選択は過去に何度も尋ねたことがあり、8~9割は同じく
これまで身に付けた範囲の滑りで充分な初級バーンを希望することを
実は把握している上での質問だったのです。
ただ、特に男子に多い好きに吹っ飛ばして滑りたい気持ちを理解しつつ
自由滑走はあくまで禁止の範囲内で楽しませてあげることに
いつも腐心をしています。
特に今回は、友人Aが受け持った班の男子の腕の複雑骨折が1日目夜に
判明して病院に担ぎ込まれ、その時の状況をいつも自由に滑らせている
Aが全く把握していなかったことを朝ミーティングで注意されていたので
普段以上の気遣いが必要でした。
とにかく、ケガをさせてしまったら何の言い訳も出来ませんから。