隣接するTとの境界が曖昧な通路36㎡(公簿)を含む
250㎡ほどの地目「畑」を友人Oが購入し
その境界を確定するために土地家屋調査士Sに
依頼したのは6カ月以上も前のことです。
250㎡ほどの地目「畑」を友人Oが購入し
その境界を確定するために土地家屋調査士Sに
依頼したのは6カ月以上も前のことです。
Oの親戚にあたる前の所有者Gがこれらを入手して
すでに60年以上は経過しているのです。
すでに60年以上は経過しているのです。
【一般的な境界の主な確定作業】
①土地家屋調査士Sに調査依頼
②隣接するTに挨拶(境界確定の流れや経緯、目的の説明)
②隣接するTに挨拶(境界確定の流れや経緯、目的の説明)
③SとO(元所有者Gも)及びTによる立合い
④資料集め(法務局や役所で公図、地積測量図、換地図等)
順調なら合意の後
⑤境界杭の設置をし
⑤境界杭の設置をし
⑥図面、筆界確認書を作成、署名捺印のうえ各自保管
(⑦そのまま登記申請することも可能とされる)
こうした民‐民間の境界確定で土地家屋調査士等に要する費用は
平均で40~50万円と言われます。
平均で40~50万円と言われます。
ちなみに官‐民間の境界の方が手間と時間がかかり
60~80万円とのこと。
60~80万円とのこと。
今回はこの④で揉め事に発展した理由は
いつだれが打ち込んだのか不明な、でも現実に存在する
「鉄鋲」に対する両者の言い分の違いにあるのです。
いつだれが打ち込んだのか不明な、でも現実に存在する
「鉄鋲」に対する両者の言い分の違いにあるのです。

(市道と3人の持合私道の境目にある鋲)

(直径が1円玉より小さな鉄製)
当事者のうち生存するのは85歳を超えたMさん一人だけ
60年前の昭和40年頃と言ったら、農村ではまだ権利意識も低く
書面で残す習慣も普及はしていなかったのでしょう
60年前の昭和40年頃と言ったら、農村ではまだ権利意識も低く
書面で残す習慣も普及はしていなかったのでしょう
各人がそれぞれ記憶する話の信憑性など確認のしようもなく
所詮は水掛論の応酬に終始したまま一歩も進んでいません。
所詮は水掛論の応酬に終始したまま一歩も進んでいません。
「出る所に出れば」などと大声で宣う方もいるのに
実際にそうしないのは、なぜなのでしょうか。。。
実際にそうしないのは、なぜなのでしょうか。。。
(続く)