ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

恐喝!?ゲイであることをバラすぞ!

2005-10-08 01:50:55 | Weblog
何か弱みを見つけてつけ込む奴っている。
多くのゲイがゲイであることがばれることを恐れて生活していると思う。

出会い系で出会った人が悪意ある人で、ゲイであることをネタにユスル事件がたまにある。
俺も昔伝言ダイヤルなんぞが流行っていた折に出くわした。(いつの話じゃ!!)

電話番号から個人情報を調べ(ハッタリと思われる)親にも会いに行くぞというのだ。
面倒は困るなと思うけれど、俺の場合はゲイであることをオープンにしているし
重大な問題とはならないなと思ったから、恐喝の相手には
「今自分が何を言っているか分かっているのか?十分に恐喝に当たるのだぞ!覚悟して言っているのか?」と凄んでみせれた。

やっぱ強いなと思った。
相手もこれは面倒だ、別の捕りやすそうな奴を探そうと思ったのだろう、
大人気ない捨て台詞を残して節電しやがった。

後にそいつは全国的にゲイの伝言ダイヤルで活動していた恐喝屋で、1千万からも荒稼ぎしてたらしく、後に逮捕されたことを知った。
尻尾をつかみ被害届を出した勇気ある仲間が頑張ってくれたんだろう。

気の弱そうなやつを探していく。
それは今問題の振り込め詐欺、ワンクリック詐欺などと基本的な考えは同じだが不特定に気の弱い人を探していくよりも、ゲイを当たればカモ率は高まると推測できる。

他に窃盗事件などで被害にあってしまっても、警察に自分がゲイであることを説明できないと、被害届けさえ出すことを躊躇してしまい、泣き寝入りするはめになる場合もあるだろう。(犯人はそれを見越してやっている)

また 勤務先で競争相手の同僚に、訳知り顔に「俺は知ってるんだぞ・・」といった圧力をかけられたりもするかもしれない。

こういった事件の場合でも、
自分の弱みとされていることを弱みでなくするか、
弱みを包み隠してより弱みとして狙われやすい状態とするのか・・・。
そんなことを考えさせる。

自分で火の粉を払うことも大変なことになるのだ。

さて、こういったトラブルの対処かを見てみると、
自分を隠して生きていくことのメリットってどれほどのものなんだろうか。

今日はちょっと怖~い話になりましたが、カミングアウトが自己防衛になるってことも大いにあるぞって話です。
コメント (3)
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