ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

開戦の日を思う

2005-12-09 00:13:52 | Weblog
今日は日本が真珠湾攻撃を行った日だ。

日本が64年前にアメリカに宣戦布告し、真珠湾の太平洋艦隊を壊滅的に打撃した。

アメリカが他国から直接的な大攻撃を受けたのは、この真珠湾と、ニューヨークの貿易センタービルだけらしい。

だから、今でも同列に比較する人さえいる。
いや多分アメリカは今もあまり変わってないのだろう、
敵とみなせば強烈な報復をして仕返す国だ。

日本も国中焼け野原にされてしまった。

日本では8月15日の終戦記念日が当時をしのぶ日となっていて、今日の日はあまり取り上げられてこなかった。

どうも8月15日は日本が戦争に負けた被害者感覚としてとしての記念日と捉えられてる感じがする。

そもそも何故に我々の先人はそんな無謀な戦いに突入したのか?
それを考えることこそ未来への平和につながると思う。

今日の新聞で小泉、大連立を画策してたという記事を読んだ。

小泉首相が9月の総選挙大勝の後、民主党に連立政権を作らないかと持ちかけたらしいという情報が憶測を呼んでいる。

大連立と言えばドイツ、先日ここも総選挙がありながら2大政党が選挙の結果を無視して大連立をするという信じられないことをやってのけている。

こんなことをされちゃあ国民は何のために選挙をしたのか分からない。

そんなとんでもない裏切り行為であるにもかかわらず、ドイツ国民もよくそんなことを認めたなと思うけれど、同じことを日本でもやろうと考えたらしい。

民主党は即座に断ったらしいが、政権をとりたい気持ちはどの政党も同じ、
もしそんな甘い汁に飛びついたとしたら・・・

日本ではまだ政権交代が伴う2大政党制も現実化していない未熟状態にある中どうなることやら。

小泉の真意はやはり独裁なのか?末恐ろしい。
でも、ここで有事でも起こるものなら大連立して国難に望む!憲法も改正だ!それは大政翼賛会だ!

システムを壊すことなど平気のへ、そこが小泉のすごい事ではある。

人が思い込んでいることを、そんな風に考えなくてもいいじゃないかと崩してみせる。

この思考の転換を即すやり方は、ゲイの権利獲得の作業にもぜひ利用していきたいと感心することしきりだ。

状況を変えていくと言うのは凄い。
派閥を壊して官邸主導で決められるようにした、今度は政党も壊して・・?大連立、
ドイツにしても思いもよらぬ禁じ手だと思うけど、このシナリオ誰が書いてるんだろうか?
同時期になぜに小泉も同じことを試したのか?

まあ、ある目的のために多数の意見が優先され、何も意見を言えなくなってしまう状態。
それこそ64年前のことと一緒と思えるのだ。

悲しい歴史は繰り返すまい、そう誓ったはずだ。
でも手を変えてその道に進もうとしているのではないか?

肝に銘じる日にしたい。
コメント
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