ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

NHK北朝鮮スペシャルに思う

2006-04-27 01:05:52 | Weblog
先日3夜連続で北朝鮮を振り返る特集がNHKであった。

いかにめちゃくちゃな国かと言うことが延々表現されていた。

以前、かの国のことを少しは勉強しておこうと、
図書館で「漫画 北朝鮮入門」なる本を借りて読んだことがあったんよね。

その本部屋に置いてたらさ~彼氏くんにギョッっとされた。
勘違いした彼は俺と関らない方が良いのでは??と思ってしまったとか(笑)

その本でも金日成・正日親子がマフィアの首領なみに国を牛耳ってきた様子が描かれててね。

でもどこまで本当なのかな~怪しい意図を持った怪しい漫画の可能性も?と思いながら当時は読んでた。

日頃からニュースなどでめちゃくちゃな国だとは思えてても、こうやってNHKで特集して描かれると、

これはNHKが扇動している番組かも?
いやNHKではなくて、なにか偏った思想の元に作られた放送に電波ジャックされちゃったのかも?
なんて妙な気分になってきたり。

みょうちくりんな気分はすべて奇天烈な国のなせる業であるんでしょう。

しかし、一昔前であればTVでこんな番組するなんてことは、
テレビ局が恐ろしがってやらなかったでしょうね。

インタビューに答える元高官だった各国の人々の発言が、
「なるたけ付き合いたくは無い、関わりたくない国です」と来たもんなら・・・

こんな国がまともに存在してもいいのか?よくもまあここまで続いているものだ。

2話ではいかにして社会主義国において権力の世襲という信じられないことが可能になったかが紹介された。

知られてはいなかったが85年くらいから金正日は父とほぼ同格の地位にいて、
新聞などでよく出てきてた「党中央」というのがなんと
金正日個人の事を指すものであったと紹介された。

息子もすごいみたいだ。親子そろって築き上げた王国なんだな。

国民の犠牲なんてなんとも思わないで平気で瀬戸際外交してきた。
あのアメリカも翻弄されてきた。

こんなんでもやっぱり大国の器量で受け止めてやらねばならないのか?
まともな国だと扱ってやるからややこしくなるんじゃないの?

あそこまでいったら、武力行使も仕方ない時が来るのかも・・
なんて俺の口から信じられない言葉が出てきてしまう。

あの国は一度行くところまで行って、壊滅し崩壊しなければ駄目なんだろうかねえ。

そうなれば一時に多くの国民の犠牲があるだろうけど、今のまま生殺しが続くよりマシだろうか?

生まれ変わる為には仕方が無いだろうか?。

そんなことを思ってもしょうがないほど・・めちゃくちゃでしょう。

半世紀にわたって今の時代に個人崇拝の国が続いているなんて。
北朝鮮の国民だって一瞬にして主権を奪われたわけじゃないだろうにね。

国民にも何度もチャンスはあっただろうに。

結局はこんなことになった後始末も、弱い国民が背負わねばならないだろうになあ。

国民が日頃から為政者を監視しておかないとこういう事になるんだね。

格差のついた社会では、富を得ている組のものはあらゆる手段を講じて手放さないだろうし、
階級社会とまでなれば、上位階級はあらゆる権力を利用して自分の立場を守るだろう。

日本は先の戦争に負けて良かったのだろうなあ。

しかし、その勉強代としては、凄まじく大きい代償だ。
コメント
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