この間ゲイバーめぐりで廻ったお店ではお客さんの一人が俺たちの活動の話を
一緒に聞いてくれました。年配の方で、大先輩らしい興味深い会話もできた!
最近は昔と比べて、ゲイバーに出なくても相手を見つけられ、ネットなどで
簡単に出会いやエッチができる。
そのことから、最近の「簡単に欲望が満たされてしまうこと」への疑問を
感じているという話をされてた。
俺もそれはよく分かります。
枯渇感?と言うでしょうか、簡単に得られないものを何とか工夫をして
手に入れようとする、そういう欲求こそがエネルギーの源かもしれませんよね。
何もかも手に入るという受身感覚の弊害は日頃から感じます。
出会いを簡単なもの、と思うから簡単に別れてしまったり・・・
そういうところもありますよね。
パートナーシップの大切さという考え方で、自分自身の性の乱れについても
もっと真剣に考えるべきだと話されていました。
今までもゲイは男女以上に自由なエッチが出来る環境にあると言われてきました。
男同士だからと節操なく行為に至ったところは大いにあったろう。
とはいっても、異性愛者の場合でも今では昔は男女の間にあっただろう倫理観?
なんてものも既に崩壊してて、エッチなんて挨拶みたいなもの!なんて感覚は
若者を中心に広がっている。
俺たちゲイだけが淫乱で性欲の塊などと考える必要はまったくないことではある。
ゲイにHIV感染者が多い理由を、「淫乱だからだ」という意見が
身内からも出ることがある、さきほどの大先輩からも同じ発言が出た。
「感染者には自業自得だと言ってやるさ!」
うーん確かに、その面はあるだろうけど感染者に言うのは酷過ぎる、
セックスをする前の、感染する前の多くの人々への警告としては
その調子で注意してあげて下さいよ!とお願いしておいた。
さらに「だけれど禁欲では性感染症の問題は打開できない。特定の相手なら
セイファーセックスしなくても良いという話になる可能性もある」と俺が触れると、
「そのとおりだが、その先にあるもっと大切なパートナーシップのことも
考えなければならない。奔放なな性行為は結局自分を不幸にすること、
そのことも確認しあいたいことだ」と言っておられ、感じ入って聞いた。
大きな人生の視点で、自分自身を、そして出会う相手を考えることは
本当に大切なことだ。せっかくの人生のパートナーと出会うことが出来る
チャンスをセックス優先の出会いをしていると見逃してしまうかもしれない。
匿名性の出会いが多いゲイの世界では、現実ではない夢の出来事のように
思う感覚もあると思う。
ヘテロ社会で疲れた俺たちがたまに自由になれる場所。
その分、現実的なパートナーシップという考えが抜けてしまうところも
あるように思う。
ちょっと気を抜く遊びの世界・・だから危険な火遊びもしてしまう・・。
特定の相手との付き合いも遊びには不要・・とか
自己肯定感の欠如というのが、こんな無責任行動になって現れてしまうもの
なのですね。自分の人生を向き合って、自分自身を生きる大切さにもっと気が
つかなければならないということでしょう。
そうじゃないと、ゲイコミニティなんて考え方にも至らないだろうなあ。
こんな話をしながら、大先輩の方々にはまだまだ説教なり発言を
してもらわければならないぞ!との思いを強くしたのでした。
俺も言っている年長者としての責任、年長者からの伝達というやつだ。
俺たちのいいところは年代差も職業もぜんぜん関わらないはずの人とも
出会えるところがあるよね。
みんなを集めて大先輩たちの生き方を聞く、
そういう機会も作ってみたいものだなと思いました。
一緒に聞いてくれました。年配の方で、大先輩らしい興味深い会話もできた!
最近は昔と比べて、ゲイバーに出なくても相手を見つけられ、ネットなどで
簡単に出会いやエッチができる。
そのことから、最近の「簡単に欲望が満たされてしまうこと」への疑問を
感じているという話をされてた。
俺もそれはよく分かります。
枯渇感?と言うでしょうか、簡単に得られないものを何とか工夫をして
手に入れようとする、そういう欲求こそがエネルギーの源かもしれませんよね。
何もかも手に入るという受身感覚の弊害は日頃から感じます。
出会いを簡単なもの、と思うから簡単に別れてしまったり・・・
そういうところもありますよね。
パートナーシップの大切さという考え方で、自分自身の性の乱れについても
もっと真剣に考えるべきだと話されていました。
今までもゲイは男女以上に自由なエッチが出来る環境にあると言われてきました。
男同士だからと節操なく行為に至ったところは大いにあったろう。
とはいっても、異性愛者の場合でも今では昔は男女の間にあっただろう倫理観?
なんてものも既に崩壊してて、エッチなんて挨拶みたいなもの!なんて感覚は
若者を中心に広がっている。
俺たちゲイだけが淫乱で性欲の塊などと考える必要はまったくないことではある。
ゲイにHIV感染者が多い理由を、「淫乱だからだ」という意見が
身内からも出ることがある、さきほどの大先輩からも同じ発言が出た。
「感染者には自業自得だと言ってやるさ!」
うーん確かに、その面はあるだろうけど感染者に言うのは酷過ぎる、
セックスをする前の、感染する前の多くの人々への警告としては
その調子で注意してあげて下さいよ!とお願いしておいた。
さらに「だけれど禁欲では性感染症の問題は打開できない。特定の相手なら
セイファーセックスしなくても良いという話になる可能性もある」と俺が触れると、
「そのとおりだが、その先にあるもっと大切なパートナーシップのことも
考えなければならない。奔放なな性行為は結局自分を不幸にすること、
そのことも確認しあいたいことだ」と言っておられ、感じ入って聞いた。
大きな人生の視点で、自分自身を、そして出会う相手を考えることは
本当に大切なことだ。せっかくの人生のパートナーと出会うことが出来る
チャンスをセックス優先の出会いをしていると見逃してしまうかもしれない。
匿名性の出会いが多いゲイの世界では、現実ではない夢の出来事のように
思う感覚もあると思う。
ヘテロ社会で疲れた俺たちがたまに自由になれる場所。
その分、現実的なパートナーシップという考えが抜けてしまうところも
あるように思う。
ちょっと気を抜く遊びの世界・・だから危険な火遊びもしてしまう・・。
特定の相手との付き合いも遊びには不要・・とか
自己肯定感の欠如というのが、こんな無責任行動になって現れてしまうもの
なのですね。自分の人生を向き合って、自分自身を生きる大切さにもっと気が
つかなければならないということでしょう。
そうじゃないと、ゲイコミニティなんて考え方にも至らないだろうなあ。
こんな話をしながら、大先輩の方々にはまだまだ説教なり発言を
してもらわければならないぞ!との思いを強くしたのでした。
俺も言っている年長者としての責任、年長者からの伝達というやつだ。
俺たちのいいところは年代差も職業もぜんぜん関わらないはずの人とも
出会えるところがあるよね。
みんなを集めて大先輩たちの生き方を聞く、
そういう機会も作ってみたいものだなと思いました。