ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

四国八十八ヶ所を巡ってみたい「ウォーカーズ 迷子の大人たち」

2006-12-14 00:37:20 | Weblog
NHKのドラマで江口洋介主演で四国八十八ヶ所めぐりを描いた
「ウォーカーズ 迷子の大人たち」を興味深く見ている。

俺の住む家の近所にも札所のお寺があって、遍路道も目の前。
白装束の巡礼者もよく見かける。

団体バスで乗りつける人も多いけれど、歩き遍路や自転車で廻る人も多い。
日に焼けた、かっこいい若い子を見かけると、家に連れ込んでお接待!?でも
して差し上げたい!なんて思うこともあります(バカです)

このドラマでも、歩き遍路をする江口洋介の逞しいナマ足が
アップにされるごとに悶絶(もーバカ!)

さて、お遍路さんに親しんでいる四国の人は、人生のうちでは
一度は遍路に出たいと思っている人は多いと思う。

俺もいつかは!なんて思っている。
何度かまわって経験したら、自宅を遍路宿にして来る人と人生を語らって
みたい、なんてことも思ったりする。

特に俺はもともと、忙殺されている会社員生活から距離を置いて
自分と向き合って静かに歩いて廻ってみたい、という気持ちが強いのです。

昨日の事件のこともあって、余計その思いが強くなっています。

通勤でそのルートを今日も通ったが、これも結構苦痛かもしれませんね。

事件が新聞記事に載っているのを読むと、実際に起こったことと違うこと
が書かれたもんだから、振り返ってじっくり思い出してしまうし、
会社の事務所からはそのビルも見えるのです。

何かが落ちるのが怖い。
街路樹の木の枝から葉っぱが落ちるのさえ恐ろしいのです。

もう少しゆっくりボーっとできる時間がほしい。
けれど、今は年末の忙しい時だ。
とりあえず週末までの辛抱と鞭打ってやってます。

ドラマでは現実世界と遍路の世界を交互に描きながら遍路に出る人それぞれが
抱えている悩みが語られていきます。

昨日、このドラマを見ていると少し心が安らいだのでこの内容で
今日の記事に書くことにしました。

会社員として、何とか働けているとはいえ、会社の中の実態は同僚同士での
権力闘争の日々。

俺だけはゆったり我が道を行きます、なんて事は許されません。

あらゆる圧力でそのような考えは持ち続けられないように追い込まれていきます。

こんなことを思い悩むようではサラリーマン失格なのでしょうけどね。

サラリーマンにとっての勝利者とは昇格し続ける、上り詰める、
そしてその状態を維持し続けることにあるけど、ピラミッドなのですから
長い会社人生でそのようなことが達成できる人はごく僅かです。
でもこの目指す道を外れると、脱落者にさせられる。

何に対しての脱落者だというのかね?

今は稼ぐために仕方が無いと説き伏せているけど、
大概にしておきたいもんだなあ・・・。

放送は先日最終回。俺はまだ最終回を見てないのですが、いいドラマです。
NHKですから再放送を期待しましょう!

土曜ドラマ「ウォーカーズ 迷子の大人たち」
http://www.nhk.or.jp/dodra/index.html
コメント
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