ドラマ「ラストフレンズ」ゲイやレズビアン、そして性同一性障がいの皆さんにとっては
性同一性障がいや、ゲイといったことが描かれているこのドラマは注目してることでしょう。
俺もゲイとして、ずっと見てきています。
とても残酷なドラマで、救いがほとんどなく、不幸に突き進む若者たちに
なんとも複雑な思いを持って見ています。
性同一性障がい・DV・性別とは?・・・
さまざまな問題を抱える若者たちを描いているわけですが
すべてを不幸の泥沼に引き込むのは、暴力DV男の宗佑(錦戸亮)
彼の悪魔のような行動が、若者たちを複雑で救いのない状態へと向けていきます。
性同一性障がいと思われるルカ(上野樹里)[FTM 女性として生まれたが内面は男性]
のだめ役だった彼女が、GIDの役を渾身の演技でやっています。
もっと素直に、自分で抱え込まずに出来たなら・・
設定22歳のルカには性同一性障がいは死んでも隠し通したいこと
カチンコチンに固まっています。
ルカのこの年で、自分を受け入れることなんて出来ないのでしょうね。
抱え込みすぎる性格、それでいて結構単細胞的一直線・・
その行動にはヒヤヒヤです。
一人で宗佑の家に乗り込んだ先日の回は、たまりませんでした。
ルカが暴力男宗佑に犯されてしまう!?という
FTMのルカにとって、あまりにも堪えられないだろう衝撃的なシーンで
終わっていました。酷いです。
ルカが心に秘めて愛している女性であり、宗佑にDVを受けるミチル(長澤まさみ)
とても受身的な女性で、自分がありません。
誰かに愛されてないと生きていけない女性・・
長く親友であったルカの本当のことに気がつかないでいる
そんな鈍感な女性でもあります。
俺としては、一番イライラしながら見てるキャラクタですね
そして、ルカのことを好きになるタケル(瑛太)
中性的ないでたちで、ゲイかな?と思われた彼ですが
本人の口からは未だ説明がありません。
シェアハウスの仲間のエリ(水川あさみ)が「タケルってゲイなの?」と聞いた
ことがあるのですが、そのときタケルは黙ってうなづいたんですね。
それなのにどうもはっきりしないままです。
彼自身も自分のセクシャリティを理解してないのかもしれません。
幼いときに実姉に性的悪戯をされたことにより女性恐怖症になった様子
そんな彼が初めて好きになったのがルカだったのです。
自分と同じような悩みを抱えている・・
そのようなオーラを感じたのでしょうか
ゲイと性同一性障がいは別物ですが、自分を隠さねばならない!といったところ
は性的少数者として同じような悩みを抱えている部分はあります。
それは同じような境遇である人を愛しいと思うような感覚のようでもあります。
「性別と関係なく人間としてルカが好きだ!」と叫ぶ彼は、内面は男性である
ルカを好きになるということで同性愛であるのかもしれません・・
タケルはゲイなのか?
それは気になることではありますが、そんなことはどうでもいい
ということにも気がつかされる描き方でもあります。
シェアハウスの中で一番頼りになる男タケル
本当に性格が良く気がつく奴でなのですが、ルカがタケルにならと話したかった
大切な告白を聞く前に、自分の思いを伝えてしまうという大失敗もありました。
タケル→ルカ→ミチル
お互いの本当の気持ちや自分自身のことを伝えないことで
互いがすれ違っていくのですね・・辛いです。
さて、「女性に興味がなさそうで中性的な人間=ゲイ」
そんなわけではないのだな・・ということを伝えるにはタケルは良い設定です。
とても透明感のあるこの男性を演じる瑛太はすばらしいです。
「幼いときに女性嫌いになったからゲイになったのでは?」
これ俺に対してもよく聞かれる質問です。
「どうしてゲイになったの?」という質問をしてくる人がいますが
上のような答えを導き出したいのだろうという意図を感じることがあります。
タケルがゲイであるか?フェミニンなヘテロであるか?
そんなことは関係ない!そう見る人に思わせられてるとも思います。
最後に、このドラマの展開で気になることをあえて書くと
恋人同士のDVの問題を描きながら、そこへなぜか性同一性障がいや
ゲイかと思えるようなセクシャリティのキャラクターを配置したのか?という点
物語の内容がとても不幸的であるだけに、なぜにこんな展開のドラマで
性同一性障がいやゲイのようなものを描かねばならないのか?という疑問が
どうしてもついてまわります。
ホラー映画のジェイソンのように皆を不幸に引き込んでいく宗佑の存在により
性同一性障がいやゲイのようなものが、より不幸を呼ぶものとして使われてる
気がして、とても複雑な気持ちで見てしまいます・・・
嫌な気分になりながら、とても気になる(笑)
混乱しながらもこのドラマは見なきゃおれない俺ですけどね。
しっかし、おぐりん!
年長者なんだし、ちゃんと警察沙汰にして皆を守るべきでしょうに・・
エリも宗佑が病院脱走した時点で危機感を感じなきゃ~!!
うーむ、ドラマの最後まで見ないと考えがまとまらないですね~
今日の記事はグダグダですー
で、いよいよ来週が最終章・・とのこと
最終章とは言ってますが、本当に最終回ではないかもしれません。
どちらにせよこれほど先が読めなかった(脚本家に翻弄させられた!)ドラマも
いよいよ佳境に入ってきました。
皆さんはどんな思いでご覧になっているでしょうか・・
■ラストフレンズ
http://wwwz.fujitv.co.jp/lastfriends/index.html
性同一性障がいや、ゲイといったことが描かれているこのドラマは注目してることでしょう。
俺もゲイとして、ずっと見てきています。
とても残酷なドラマで、救いがほとんどなく、不幸に突き進む若者たちに
なんとも複雑な思いを持って見ています。
性同一性障がい・DV・性別とは?・・・
さまざまな問題を抱える若者たちを描いているわけですが
すべてを不幸の泥沼に引き込むのは、暴力DV男の宗佑(錦戸亮)
彼の悪魔のような行動が、若者たちを複雑で救いのない状態へと向けていきます。
性同一性障がいと思われるルカ(上野樹里)[FTM 女性として生まれたが内面は男性]
のだめ役だった彼女が、GIDの役を渾身の演技でやっています。
もっと素直に、自分で抱え込まずに出来たなら・・
設定22歳のルカには性同一性障がいは死んでも隠し通したいこと
カチンコチンに固まっています。
ルカのこの年で、自分を受け入れることなんて出来ないのでしょうね。
抱え込みすぎる性格、それでいて結構単細胞的一直線・・
その行動にはヒヤヒヤです。
一人で宗佑の家に乗り込んだ先日の回は、たまりませんでした。
ルカが暴力男宗佑に犯されてしまう!?という
FTMのルカにとって、あまりにも堪えられないだろう衝撃的なシーンで
終わっていました。酷いです。
ルカが心に秘めて愛している女性であり、宗佑にDVを受けるミチル(長澤まさみ)
とても受身的な女性で、自分がありません。
誰かに愛されてないと生きていけない女性・・
長く親友であったルカの本当のことに気がつかないでいる
そんな鈍感な女性でもあります。
俺としては、一番イライラしながら見てるキャラクタですね
そして、ルカのことを好きになるタケル(瑛太)
中性的ないでたちで、ゲイかな?と思われた彼ですが
本人の口からは未だ説明がありません。
シェアハウスの仲間のエリ(水川あさみ)が「タケルってゲイなの?」と聞いた
ことがあるのですが、そのときタケルは黙ってうなづいたんですね。
それなのにどうもはっきりしないままです。
彼自身も自分のセクシャリティを理解してないのかもしれません。
幼いときに実姉に性的悪戯をされたことにより女性恐怖症になった様子
そんな彼が初めて好きになったのがルカだったのです。
自分と同じような悩みを抱えている・・
そのようなオーラを感じたのでしょうか
ゲイと性同一性障がいは別物ですが、自分を隠さねばならない!といったところ
は性的少数者として同じような悩みを抱えている部分はあります。
それは同じような境遇である人を愛しいと思うような感覚のようでもあります。
「性別と関係なく人間としてルカが好きだ!」と叫ぶ彼は、内面は男性である
ルカを好きになるということで同性愛であるのかもしれません・・
タケルはゲイなのか?
それは気になることではありますが、そんなことはどうでもいい
ということにも気がつかされる描き方でもあります。
シェアハウスの中で一番頼りになる男タケル
本当に性格が良く気がつく奴でなのですが、ルカがタケルにならと話したかった
大切な告白を聞く前に、自分の思いを伝えてしまうという大失敗もありました。
タケル→ルカ→ミチル
お互いの本当の気持ちや自分自身のことを伝えないことで
互いがすれ違っていくのですね・・辛いです。
さて、「女性に興味がなさそうで中性的な人間=ゲイ」
そんなわけではないのだな・・ということを伝えるにはタケルは良い設定です。
とても透明感のあるこの男性を演じる瑛太はすばらしいです。
「幼いときに女性嫌いになったからゲイになったのでは?」
これ俺に対してもよく聞かれる質問です。
「どうしてゲイになったの?」という質問をしてくる人がいますが
上のような答えを導き出したいのだろうという意図を感じることがあります。
タケルがゲイであるか?フェミニンなヘテロであるか?
そんなことは関係ない!そう見る人に思わせられてるとも思います。
最後に、このドラマの展開で気になることをあえて書くと
恋人同士のDVの問題を描きながら、そこへなぜか性同一性障がいや
ゲイかと思えるようなセクシャリティのキャラクターを配置したのか?という点
物語の内容がとても不幸的であるだけに、なぜにこんな展開のドラマで
性同一性障がいやゲイのようなものを描かねばならないのか?という疑問が
どうしてもついてまわります。
ホラー映画のジェイソンのように皆を不幸に引き込んでいく宗佑の存在により
性同一性障がいやゲイのようなものが、より不幸を呼ぶものとして使われてる
気がして、とても複雑な気持ちで見てしまいます・・・
嫌な気分になりながら、とても気になる(笑)
混乱しながらもこのドラマは見なきゃおれない俺ですけどね。
しっかし、おぐりん!
年長者なんだし、ちゃんと警察沙汰にして皆を守るべきでしょうに・・
エリも宗佑が病院脱走した時点で危機感を感じなきゃ~!!
うーむ、ドラマの最後まで見ないと考えがまとまらないですね~
今日の記事はグダグダですー
で、いよいよ来週が最終章・・とのこと
最終章とは言ってますが、本当に最終回ではないかもしれません。
どちらにせよこれほど先が読めなかった(脚本家に翻弄させられた!)ドラマも
いよいよ佳境に入ってきました。
皆さんはどんな思いでご覧になっているでしょうか・・
■ラストフレンズ
http://wwwz.fujitv.co.jp/lastfriends/index.html