カリフォルニア「同性結婚」解禁

４年前の大統領選挙で争点だった同性結婚
また選挙を前にして盛り上がっているようです。

日本でもニュースに取り上げられているように、カリフォルニアの最高裁が
結婚を男女間に限定するという州法を違憲と判断。
６月１７日から同性婚が法的に認められることになった。

男女の関係で認められている各種権利を同じように求めたいと思うのは
当然の流れだと思います。

男女カップルだけの権利だ！と固執し、自分たちの権利は当然としながら
同性愛カップルを社会的に認めないというのは本当におかしいですもんね。
自分だけが幸せでいたい！とわめいているようなものでしょう。

カリフォルニアの最高裁の判断はそんな当たり前のことを整理したのでした。

日本の場合でもいづれ社会的に解決しなければならないことになるでしょう。
様々な家族のありかたが認められて良いはずだ。
それが同性結婚となるか、同等の権利を手にするパートナー制度となるか・・

同性愛者であることは隠すべきこととされてきました。今もそうです。
多くの同性愛者は隠すべきことだと思って隠れて生きています。

そんな中でも、そろそろと
同性愛者自身も自分らしく生きる道をすすみ始めています。

恋人と一緒に生活したり、人生のパートナーを見つけ
共に生き始めている人が増え始めています。

パートナーとの生活なんて！(同性愛者とばれてしまう）と躊躇している人でも
無理に男女の結婚をするという同性愛者は徐々に少なくなって来ています。
同性愛者としての自分を生きはじめているのです。

時がたてば、支えあって生きていく相手を見つけ
一緒の生活をしてみようか？と思えるときが来ることでしょう。

そして、自分たちにとって社会的な保障がないことが、より切実な問題と
思える時がいづれ来るでしょう。

当人たちがささやかな幸せをめざし、家庭を築き上げていくことを
自分勝手に生きてるだけだ！と言われているのが今の日本の現状です。

支えあって生きていくための社会的な支援を、男女のカップルと同等に望みたい・・
そう思うことが、高望みしすぎ！慾どおしい！と言われなきゃならないなんて。

カルフォルニアでの変化も相当な時と、粘り強い取り組みがあってのことです。
日本ではまだまだこれから。

自分たち同性愛者自身が、自分の人生のこととして考えていかねば
社会は意識もしないんだよね。


［参考記事］

■同性婚“解禁第1号”は80代の女性カップル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080619-00000009-omn-int
↑友達の中井さんが書いた記事です。Yahooニュースにも取り上げられてました！
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080618/26523

■同性婚“解禁”前にカリフォルニア騒然
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080615-00000930-san-int