先週あったドラマ「ラストフレンズ」の最終回を見たんですけどねー
最終回にしては、拍子抜けじゃあなかったですか??
「ラストフレンズ」
http://wwwz.fujitv.co.jp/lastfriends/index.html
なんか、あまりにま~ん丸旨くまとまりすぎて感情移入できないというか
あれだけ緊張感のあったドラマが最終回で腑抜け状態に・・
さんざん視聴者を翻弄してきた付箋の数々はいったいどこへいっちゃったの?
ちょっとあれはないんじゃないの?と思うような都合良い展開に
冷めまくりでございました。
最終回直前まで、本当に不幸で救いのない話の終わりを覚悟させられるような
内容の連続でしたからね。
まあ、3人ともが生きていてくれた事は素直に喜びたいですけど。
なんか、取って付けたようなメデタシメデタシなんですよね。
そして、タケルのこと
彼の過去のトラウマも想像通りのことでした。
その描き方も最終回ギリギリになんとか掘り込んだって感じで興醒め。
それでどうしても思うのは、タケルを「ゲイ」として描かなかった理由は何?
ってこと。別にゲイとして描いても良かったじゃないの?!どーなん?(笑)
今回のテーマはDVで、彼は姉から性的暴力を受けていた
その関連性を描きたかったからだというの?
性同一性障がいを描く上で、ゲイかのようなノンセクシャルなタケルを
配置したかっただけ??
それぞれに悩める問題を抱える若者たちを描くなら
タケルをちゃんとゲイとして描けば良かったじゃない?と思うんですよね
それで何がダメなの?
そこはもし脚本家に質問できるならしてみたいですよ!!
ゲイである自分だから思う願望的な展開なんでしょうかね?
でも、やっぱりちゃんとゲイを扱って欲しい。タケルがとてもいい役だった
だけに、悩めるゲイをちゃんと描いてくれてたらという思いが募ります。
ゲイとしての「男」「女」のジェンダーを超えた物の見方、立場であるので
瑠可の気持ちが手に取るように分かったのだと描かれても良かったじゃん?
瑠可については、もうちょっと深く描いて欲しかったなあ。
優勝インタヴューで「性同一性障害なんですか?」なんて
ひっどい質問を記者がしてましたよね。
カミングアウトの強制はあまりにデリカシーが無い行為ですよね。
そのことが少し伝わったのじゃないかと思いました。
それに対し、瑠可は明確にカミングアウトをしないのですが
堂々と答えていたことはあれはあれでスゴク立派。
でも、ドラマ的にはもっと明確にしても良かったんじゃないのとは思っちゃいます。
そしてやっぱりタケル・・
彼ののことで思い出すのは、ルームメイトのエリがタケルに
「ゲイなの?」と問いただしたシーン
そのとき、タケルは何ともはっきりしない感じで「うん」と
深刻にうなずいたのでした。
あれは、何だったのかな?と今思うと、自分がゲイかどうかタケル自身も
分からない状態だったのではないかと思ってます。
女性に性的な興味を持てない自分をカテゴライズしようとするときに、
ヘテロでないならゲイであろう・・と。
学生時代、ノンセクシャルなタケルは「ホモ!」とからかわれてきたでしょう。
でも思いやりのある彼は、ゲイとされることを嫌悪感的に拒否するようなことは
よろしくない、ということを理解してたのだろうと思う。
彼は子供時代の性的虐待がトラウマとなり、性的行為に嫌悪感を抱く性嫌悪の
状態から自分を男とも女とも位置づけないノンセクシャルとなったのだろうけど、
性的指向がなく、異性愛者としての性質も同性愛者としての性質も持っていない
「Aセクシュアル」であるのかもしれないな、とも推測します。
そんな孤独の中で出会ったのが、男女の性を堂々と超えた存在であった瑠可。
タケルとしては同士だと思えた。
ほっとけなかったし、同士として愛おしさを感じたのではないか。
なーんて想像したりして
ゲイかヘテロか?何て切り分けなんて意味を持たないという、
性の深~い多様性を感じながらタケルを眺めることができた事は、
このドラマの大きな収穫だったなと思えます。
期待が盛り上がっただけに、最終回がずっこけで
ちょっとボロクソに書きましたけど、いいところがたくさんあったドラマでした。
そして今晩26日
『ラスト・フレンズ アンコール特別編』が90分あります!
ラストフレンズの衝撃シーン&名シーンに
本編には登場しなかったその後の美知留たちのエピソードを追加した
ファン必見のスペシャルバージョンなんだそうです!
ラストフレンズ過去記事
■性的少数者が登場するドラマ「ラストフレンズ」
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/55281798.html
■『ラスト・フレンズ』最終回・脚本家のインタビュー
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/55457556.html
最終回にしては、拍子抜けじゃあなかったですか??
「ラストフレンズ」
http://wwwz.fujitv.co.jp/lastfriends/index.html
なんか、あまりにま~ん丸旨くまとまりすぎて感情移入できないというか
あれだけ緊張感のあったドラマが最終回で腑抜け状態に・・
さんざん視聴者を翻弄してきた付箋の数々はいったいどこへいっちゃったの?
ちょっとあれはないんじゃないの?と思うような都合良い展開に
冷めまくりでございました。
最終回直前まで、本当に不幸で救いのない話の終わりを覚悟させられるような
内容の連続でしたからね。
まあ、3人ともが生きていてくれた事は素直に喜びたいですけど。
なんか、取って付けたようなメデタシメデタシなんですよね。
そして、タケルのこと
彼の過去のトラウマも想像通りのことでした。
その描き方も最終回ギリギリになんとか掘り込んだって感じで興醒め。
それでどうしても思うのは、タケルを「ゲイ」として描かなかった理由は何?
ってこと。別にゲイとして描いても良かったじゃないの?!どーなん?(笑)
今回のテーマはDVで、彼は姉から性的暴力を受けていた
その関連性を描きたかったからだというの?
性同一性障がいを描く上で、ゲイかのようなノンセクシャルなタケルを
配置したかっただけ??
それぞれに悩める問題を抱える若者たちを描くなら
タケルをちゃんとゲイとして描けば良かったじゃない?と思うんですよね
それで何がダメなの?
そこはもし脚本家に質問できるならしてみたいですよ!!
ゲイである自分だから思う願望的な展開なんでしょうかね?
でも、やっぱりちゃんとゲイを扱って欲しい。タケルがとてもいい役だった
だけに、悩めるゲイをちゃんと描いてくれてたらという思いが募ります。
ゲイとしての「男」「女」のジェンダーを超えた物の見方、立場であるので
瑠可の気持ちが手に取るように分かったのだと描かれても良かったじゃん?
瑠可については、もうちょっと深く描いて欲しかったなあ。
優勝インタヴューで「性同一性障害なんですか?」なんて
ひっどい質問を記者がしてましたよね。
カミングアウトの強制はあまりにデリカシーが無い行為ですよね。
そのことが少し伝わったのじゃないかと思いました。
それに対し、瑠可は明確にカミングアウトをしないのですが
堂々と答えていたことはあれはあれでスゴク立派。
でも、ドラマ的にはもっと明確にしても良かったんじゃないのとは思っちゃいます。
そしてやっぱりタケル・・
彼ののことで思い出すのは、ルームメイトのエリがタケルに
「ゲイなの?」と問いただしたシーン
そのとき、タケルは何ともはっきりしない感じで「うん」と
深刻にうなずいたのでした。
あれは、何だったのかな?と今思うと、自分がゲイかどうかタケル自身も
分からない状態だったのではないかと思ってます。
女性に性的な興味を持てない自分をカテゴライズしようとするときに、
ヘテロでないならゲイであろう・・と。
学生時代、ノンセクシャルなタケルは「ホモ!」とからかわれてきたでしょう。
でも思いやりのある彼は、ゲイとされることを嫌悪感的に拒否するようなことは
よろしくない、ということを理解してたのだろうと思う。
彼は子供時代の性的虐待がトラウマとなり、性的行為に嫌悪感を抱く性嫌悪の
状態から自分を男とも女とも位置づけないノンセクシャルとなったのだろうけど、
性的指向がなく、異性愛者としての性質も同性愛者としての性質も持っていない
「Aセクシュアル」であるのかもしれないな、とも推測します。
そんな孤独の中で出会ったのが、男女の性を堂々と超えた存在であった瑠可。
タケルとしては同士だと思えた。
ほっとけなかったし、同士として愛おしさを感じたのではないか。
なーんて想像したりして
ゲイかヘテロか?何て切り分けなんて意味を持たないという、
性の深~い多様性を感じながらタケルを眺めることができた事は、
このドラマの大きな収穫だったなと思えます。
期待が盛り上がっただけに、最終回がずっこけで
ちょっとボロクソに書きましたけど、いいところがたくさんあったドラマでした。
そして今晩26日
『ラスト・フレンズ アンコール特別編』が90分あります!
ラストフレンズの衝撃シーン&名シーンに
本編には登場しなかったその後の美知留たちのエピソードを追加した
ファン必見のスペシャルバージョンなんだそうです!
ラストフレンズ過去記事
■性的少数者が登場するドラマ「ラストフレンズ」
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/55281798.html
■『ラスト・フレンズ』最終回・脚本家のインタビュー
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/55457556.html