ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

図書館に同性愛などのメッセージ展示が実現

2010-12-08 01:18:36 | Weblog
またまたすごいことが実現しました。

なんと!!
レインボープライド愛媛のメッセージ展示が、あの愛媛県立図書館で一般公開中なのです。

愛媛県内の同性愛者や性同一性障害の仲間たちから募った本当の思いを込めたメッセージを
レインボープライド愛媛では機会あるごとにパネル展示していますが、この12月1月の2ヶ月は
松山市堀の内、愛媛県立美術館となりにある愛媛県立図書館で展示されています。

過去、高島屋での人権フェスティバルとか、コムズロビーとかで展示してきましたが
さらに公共的な場所で、かつしばらく展示できるところはないか?と探して交渉していました。

このたび愛媛県立図書館さんのご好意で、定期的に特集を組んでいる一般展示コーナーで
「性的マイノリティを知ることは多様性を知ること」と題して、性的マイノリティの関連書籍の
紹介と共に、こんなに大きく扱ってもらえるようになったのです!!

県立図書館3Fにある、メインに使われる一般図書室
そこのど真ん中、絶対に気が付くはずのところに大きくスペースをとって展示されてます。
まあ、今度行ってみてくださいよ。すごいからっ!

松山には大きな図書館として、松山市立のコミセン図書館と愛媛県立図書館の2つがあります。
県立図書館はより静かにゆったり本を読める場所ですが、そこに展示されていることで
さりげなく、あまりひと目を気にすることなく、またじっくりと当事者のメッセージを読むことが
出来ると思います。

それぞれの当事者の、本当はこう思ってるという想いがこもったメッセージは
同性愛や性同一性障害が、この愛媛の問題であるし、当事者は共に生活をしていること
自分を隠して、自分を抑えて生きていかねばならない人がいるということを伝えていくと思います。

当事者の方がこの展示を見て気がつくかもしれません。
県立図書館には自習室があるので学生も多く集まっています。

家族の方がこれを読んで、子どものことを考えるかもしれません。

人権課題である同性愛や性同一性障害への理解を進めるために、
じっくりと、手堅く、地域に根ざして地に足つけた、すごく良いアクションになると思います。

こういう展示が、県立図書館という場に当たり前に掲示されていることで
「同性愛、ゲイ、レズビアン」と聞いて、偏見を広げてしまう人たちにも、大きく意識を変えるよう促すでしょう。

こんなこと考えられたでしょうか??
すごいですよね。

関連書籍もたくさんあるので、一度行ってみてください。
たぶん、なにか誇らしく思ってもらえるのではないか?と思えます(笑)どうだろ!!

性的マイノリティのことを人権課題として一般市民に認識していってもらえるように
このような展示をあちこちでやっていけたらな~と思ってます。
次、どこかないでしょうか? よろしくお願いします。

(展示は、2011年1月27日(木)まで、3Fに上がれば誰でも見ることができます)


■愛媛県立図書館
http://www.ehimetosyokan.jp/contents/index.htm
トピックスに上げてもらってます
■一般展示「性的マイノリティを知ることは多様性を知ること」
http://www.ehimetosyokan.jp/contents/moyoosi/ippan_tenji/H22-12jinken.htm

レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/


図書館の様子、こちらの方でもっと写真が見れます
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/62071761.html
コメント
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