ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

エイズ対策セミナーで性的マイノリティ(松山市保健所)

2012-02-02 00:22:54 | Weblog
松山市保健所が今度エイズ対策セミナーとして性的マイノリティをテーマにしてくれることになりました。

HIV/エイズは、日本ではゲイ・バイセクシャル男性に広がっているという現実があるんだよね。
理由はマイノリティとして出会いが極めて狭く限定的であることが原因と言われています。

自分たち男性と恋愛するもの、したい者にとっては、男女以上に性感染症予防については
十分に気をつけておかねばならない環境にあるんだ!!ということなんですが

保健所などが予防方法を知らせたくても、隠れている自分たちにには伝える方法が難しい。
また、何か偏見によってか社会的にも向き合えず、どうも放置してきたようなところもあった。
ことさらに同性愛に蔓延してます!と声高に言うのも偏見を助長してきてしまう。

男性同士の性行為をするものたちの集まり(コミニティ)なんてものがあれば伝えれるかもしれないけど
すべての当事者が、その当事者意識を持っている訳ではないので繋がっていないという現実がある。

ゲイやバイセクシャルである自分を認めたくないというのもあるよね

感染の広がりがある層が分かっているというのに、どうしたらいいのか・・
試行錯誤しながら自分たちも出来ることを考えて出来る行動をしているけれど
これで大丈夫!という方法がないままと言う難しい問題なのです。

セクシャリティに関わらず、幅広い予防啓発だけでは感染の広がりを止められてません。
感染が増え続けているゲイ・バイセクシャル男性への広がりは止まっていません。

保健所として一歩進んで向き合う機会を作ってもらえるこの講演会、有難い企画だと思う。
自分たちも、自分たちの背けられない重大な課題として向き合っていく機会としたい。

感染は同性愛という禁断の行為をしていることの自業自得だ!?
そんなものたちに手を差し伸べることはない!!こんなひどい物言いをされる人は多くいます。

そのような追いやりが、HIVウイルスを勇気付けるようです。

レインボープライド愛媛の仲間も何人かで行けたらと思っていますが
せっかくの機会です、自分たちのこと考えてみる時間としてみませんか?
携わる人々に性的マイノリティの立場を知ってもらうだけでなく
自分たちで何が出来るかも考えてみようよ!!

日本では男女の性感染症予防や性教育は、向き合えないままに蔓延が止められない

性と向き合ってきた自分たちには、違う視点で何か別の方法を見つけられるかもしれないぞ??



■松山市保健所 平成23年度エイズ対策セミナー
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hoyobou/1208407_2817.html

日時 平成24年2月19日(日)14:00~16:00

場所 松山市保健所合同庁舎 6階大会議室(松山市萱町六丁目30-5)

講演 「セクシュアリティ~教育現場における子どもたちへの伝え方~」

講師 清水茂徳さん
※ライフエイズ・プロジェクト(LAP)代表/東日本国際大学準教授/社会福祉士

参加 無料

【申込み方法は上記サイト確認】

松山市保健所 保健予防課 感染症対策・予防接種担当
電話 089-911-1856  ファックス 089-923-6062
※申込み期限 平成24年2月8日(水曜日)

レインボープライド愛媛として参加の場合は匿名で行けるよ!
メールだけください
http://rainbowpride-ehime.org/
rainbowpride777@gmail.com

コメント
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