ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

LGBTに換わる用語を作れないか

2013-06-01 02:05:25 | Weblog
性的少数者、性的マイノリティ、セクシュアルマイノリティという用語は
世間に自分たちの立場を分かってもらうための言葉だ。

自分たちが自身を示す言葉として誇りをもって使うには違和感のある言葉と思う

略して仲間内では最近「セクマイ」とか言ったりしますが
自分はあんまり好きな言い方ではありません。

自分たちが自分たちを堂々と呼べる言葉として海外からLGBTという用語が入り
日本でも使われ始めた

愛媛LGBT映画祭など、自分も積極的にLGBTを使ってみてる方だ

自分は意味あいとして、性的少数者全般を示す記号として使っているけれど
どうしても、レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーの頭文字をとった言葉だけに
これらだけを限定したものかともとらえられる。

LGBTに続くさまざまな頭文字が連なっているのだ。

全般を示すとして略されもせず、見えないものにされたのでは
異性愛のマジョリティから無いものにされてきた同性愛と同じだ

特に同性愛はセクシュアルマイノリティの中では圧倒的に多数派ではあるが
同性愛への偏見を解決するのにも途方もなく感じられる社会の実態もある

LGBTの中でもLGBとTは、性的指向と性自認として全く別のことということもある

それでも、異性愛であったり体の性と心の性が一致している多数者に対抗し
また理解を進めていくには、手を取り合った方がいいというのがLGBT運動だ。

この方向性をより高めあえれて、LGBTに換わるいい言葉がないだろうか?

仲間が堂々と使え、当事者以外の人が聞いてもなるほどと思う言葉

レインボーじゃなくてね

多様性を示しながらも何のことを指しているのか分かる、つながる言葉でないと
仲間内だけの暗号になってしまう

仕方なくLGBTを使っているという心苦しい言い訳を早くやめれたらと思うのだが・・

そんな思いを持ちながらも、運動を停滞させるわけにはいけないので
今日もLGBTという言葉を使うことになる・・・


(参考)
http://ja.wikipedia.org/wiki/LGBT





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