ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

歴史的判決! 同性婚禁止は違憲…米最高裁

2013-06-28 01:02:25 | Weblog
アメリカで大きな前進がありました。
連邦の最高裁判所で同性婚を禁止することは憲法違反であると判決が出た。

歴史的な一日とまたなった。
オバマ大統領もクリントン元国務長官もお祝いの声明を出した。

国論を二分して喧々諤々してきたアメリカでも
着実に変化をしている。国民の意識が変わってきている。
すごいな、すばらしい

昨日もたくさんのテレビニュースで取り上げられていました。
自分たちの手で獲得して行っている!という気運に満ちていますね!

日本ではどうだろう?
同性婚は日本で認められるだろうか?

男女に限定し、男女カップルのみに社会保障をつけるという不平等
不当な状態であるけれど、まだまだ多くの国民はその意識もないままだ

日本では同性婚など受け入れられる訳がない、という感覚も
アメリカの経緯を見るにつけ、変化しない訳が無かろうとは思う

だって、同性婚を認めないことは
いくら家や国の崩壊を防ぐと言い訳したところで、他者無理解からくる好き嫌いと言った
自分勝手な考えであり、まったく社会正義に反したものであるからだ

こんな大きな社会制度は変えられないと思っている国民性が
変えられないと思わせていることも大きいだろう

同性婚を考えることから、これからの日本の社会制度を考えてみる
そういう柔軟な思考を巡らしてみる、というのも日本の閉塞状況を打開していけることかもよ


■  ■  ■

●同性婚禁止の法律は違憲 米連邦最高裁が判決
 朝日新聞デジタル 6月26日(水)23時18分配信

【ワシントン=中井大助】同性婚の是非が争われた訴訟で、米連邦最高裁は26日、婚姻を男女の関係に限定した「結婚防衛法」を違憲とする判決を言い渡した。州が同性婚を認めているにもかかわらず、国が禁止をするのは憲法が保障する法の下の平等に反する、と判断した。連邦最高裁が同性婚の問題について判断したのは初めて。

 米国では婚姻に関する法律が州ごとに異なる。同性婚は2004年にマサチューセッツ州が最初に認め、現在は12州と首都ワシントンで導入されている。一方、国レベルでは結婚防衛法があったため、州法に基づいて結婚した同性カップルでも、国の様々な法律では婚姻関係にあると認められず、配偶者としてビザの発給や税金の控除などを受けることができなかった。違憲判決により、異性間の婚姻と同じ扱いになる。オバマ米大統領は「最高裁の判断に拍手を送る」という声明を発表した。


●同性婚に米連邦裁が“後押し”、オバマ大統領も歓迎
TBS系(JNN) 6月27日(木)13時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130627-00000032-jnn-int
 アメリカの連邦最高裁は、26日「結婚は男女間のもの」と定めた「結婚保護法」を違憲とし、同性婚カップルに男女間の夫婦と同等の権利を保障すべきとの判断を示しました。
 最高裁に入るウィンザーさん。40年以上連れ添った女性パートナーの遺産を相続する際、多額の課税をされたのは違憲だと訴えを起こしました。連邦法では、男女間の夫婦の相続は非課税だからです。
 アメリカ最高裁は26日、「結婚を男女間のもの」と定めた「結婚保護法」が「違憲」とウィンザーさんの訴えを認め、同性婚に関した初の司法判断を下しました。
 「ありがとう、ありがとう、ありがとう」(ウィンザーさん)
 最高裁はこの日、同性婚を禁じる州の法律があるカリフォルニアについても、同性婚を容認する判断を出しました。「同性婚」に関するアメリカ国民の認識は急速に変化しており、現在12の州と首都ワシントンが同性婚を合法化しています。
 現役大統領として、初めて同性婚支持を明らかにしたオバマ大統領は、関係者に電話をかけねぎらいました。
 これに対し、同性婚反対の保守層が支持層を占める野党・共和党は危険な判例だと、同性婚の議論が一気に進むのを警戒しています。
 最高裁は今回、「同性婚」が合憲か違憲かについての判断を避けました。しかし同性婚容認の世論が広がるアメリカ社会の変化を受けた、画期的な判断といえます。(27日11:03)


●歴史的判決!“同性婚”禁止は違憲…米最高裁
テレビ朝日系(ANN) 6月27日(木)11時51分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20130627-00000007-ann-int
 「結婚は男女間のもの」と定めたアメリカの「結婚防衛法」。この連邦法が「違憲」で、同性のカップルにも遺産相続や社会保障などで同じ権利を与えるべきだとする歴史的な判決がアメリカの連邦最高裁判所で出されました。
 同性愛者:「我々の勝利だ」「アメリカ国民と社会が変わってきている証拠だ」
 アメリカでは、首都ワシントンと12の州で同性婚が認められています。最新のCNNの世論調査では、同性婚の賛成が55%、5年前から11ポイントも増えています。現職大統領として初めて同性婚支持を表明したオバマ大統領も、外遊中の機内から「歴史的な前進だ」とコメントを出し、歓迎しました。また、同性カップルの権利を認めるさまざまな法改正などに向けて、早速、閣僚に指示を出しました。保守派からは依然として根強い反対の声がありますが、もはや同性婚容認の流れは止まらず、この判決が大きく後押しすることになりそうです。



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