ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

子どもは性同一性障害、宮崎県議が公表

2014-06-23 01:50:52 | Weblog
宮崎の県議会議員の方が、自身の子どもが性同一性障害であることを議会で堂々と公表したそうだ。
嬉しく元気が出る記事が届いたのでご紹介します。

親からのメッセージ、誇らしいですね。
こういう言葉で子どもは頑張って生きていけるものです。

そして、親の発言というものは子どもたちの立場も良くします。

有難いですね!

自分も感謝したい気持ちです。



◆宮崎)「子どもは性同一性障害」 県議、議会で告白
 2014年6月19日 朝日新聞デジタル
http://digital.asahi.com/articles/ASG6L4QS2G6LTNAB003.html


 太田清海県議(63)=県民連合宮崎=が17日の県議会一般質問で、自分の子どもが性同一性障害で苦しんだ体験を告白した。「同じ障害で悩む子どもや親に『そのままでいいんだよ』と、メッセージを伝えたかった」と公表を決意した。

 さくらさん(33)は、一卵性双生児の次男として生まれた。20代半ばのとき、太田県議の前で正座して「女性として生きていきたい」と話し、性別適合手術を希望した。突然の告白に太田県議は「手術をしないで自然のままで生きていけばいい」と答えた。

 2年前、さくらさんは行方不明になり、大分県の山中で保護された。記憶喪失状態で、親の顔も思い出せなくなっていた。 保護された直後、警察で女子トイレに入ろうとした話を聞き、「この子の本当の気持ちは女の子だったんだ」と思い直し、手術に同意した。

 次男から四女へ戸籍変更し、名を「洋」から「さくら」に変えた。現在は延岡市で保育士として勤務し、ママさんバレーの選手としても頑張っている。太田県議は「こんなに元気になれたのも女性として生きることができたからだと思う」と振り返る。

 一般質問の中では、さくらさんの高校時代のエピソードも取り上げた。みんなと同じ風呂に入るのが嫌で修学旅行を辞退しようとした際、先生が「私の部屋の風呂に入ればいい」と機転を利かせてくれたことを紹介した。

 教育現場での性同一性障害への対応を問われた飛田洋教育長は、声を詰まらせな がら「万感の思いで聞かせていただいた」と感想を述べ、「児童生徒の心情に配慮しつつ、相談に応じている」と答えた。

 議会で告白した父のことを知ったさくらさんは、涙を流して喜んだという。

 文部科学省は今年、性同一性障害とみられる児童生徒が全国の小中高で少なくとも606人いることを公表した。文科省の担当者は「教職員の参考になる資料を作り、現場の理解を深めたい」と話している。(堀川勝元)

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◆宮崎県議:「子供は性同一性障害」 議会質問で告白
 2014年06月17日 毎日新聞
 http://mainichi.jp/select/news/20140618k0000m040093000c.html


 宮崎県の太田清海(せいかい)県議が17日の県議会一般質問で、自身の子供が性同一性障害で苦しんだ経験を告白し、同じ障害の児童生徒への教育現場の対応をただした。太田県議は「同様に悩む子や親も多いはず。自分の経験を話し、苦しむ人たちにいろんな人間がいていいことを伝えたかった」と話した。

 太田県議の娘、さくらさん(33)は男児として生まれたが、20代半ばに父親に「女性として生きていきたい」と告白し、性転換手術を希望した。太田県議は手術に反対したが、その後さくらさんが原因不明の記憶喪失で行方不明になったことなどから、さくらさんの苦しみを理解し、手術に同意。さくらさんは手術後、戸籍 上の性別も変更し、保育士として働いている。

 太田さんはさくらさんが高校時代に学校の男子トイレに入れなかったことを最近知ったと言い、性同一性障害の子供が学校生活で悩んでいることを指摘。教育現場の対応をただした。

 飛田洋教育長は涙ぐみながら「児童生徒の心情に配慮し、医療機関とも連携したい」と応じた。

 文部科学省は今月、全国の小中高校などを対象にした実態調査で、性同一性障害の相談をした児童生徒が計606人いることを公表した。ただ学校現場での対応に統一的な方針はなく、文科省児童生徒課は「学校と教委が協力し、個別のケースに対応してほしい」としている。【中村清雅】


宮崎県議会議員おおた清海の公式ホームページ
http://www10.ocn.ne.jp/~seikai/
コメント
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